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絵の観かた

28日付読売新聞の〔時の余白に〕を読んでちょっと驚いた事に、イヤホンで解説を聞きながら絵をみるとか。。。私はそういう場面を見たことがありませんからホントかな?と思いました。地方の美術館では学芸員が絵を解説をしている場面をよく見ますが、あれで絵を見たことになるのかなとかねがね思っていました。〔時の余白に〕の筆者もそれが疑問に感じたとあります。絵の解説など後世の人間がもっともらしく作り上げたことも少なからずあるといいます。〔絵の観かたが判らない〕という言葉をよく聞きますが、そういう方が解説を聞いて絵が判ったと安心しておかえりになるのかしら。。。わかった気持になるだけのことだと思います。解説を聴きながらでは絵を深く観るという感性は養われないと思うのです。

私は友人と連れ立って観に行くことすら嫌です。じっくりと作品をこころゆくまで感じるには一人で観るに限ります。

また同じ欄に、 予定されていた〔横尾忠則〕展の小学生の観賞教室が直前に取りやめになったことが書いてありました。理由は性的イメージの過激な部分があるからということだったそうです。

これを読んでふと思ったことは、ミケランジェロの〔ダビデの像〕の写真を見てくすくす笑ったいい年をした女性達が居たことです。横尾忠則展を直前でキャンセルした教育者達はおそらくダビデ像を観て笑った人たちと同じ感覚と思います。日本人の芸術に対する教育はまだまだ無理なようですね。

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所要時間 15分

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コメント

はじめまして。幸雲と申します。
最近では、大きな美術館へ行くと大抵は解説用の機械を貸し出していますね。

ご指摘は、「頭で観る」か「心で観るか」という違いだと思います。自分達が受けてきた美術教育は美術史だとか画家の特徴だとかをそんな知識を教えることが中心だったように思います。だから「頭で観る」人が多いのだと思います。

いい作品を沢山観ている内に、よくわからないけれど、心に響く作品というのがあって、その前から離れられなくなる。こんな感覚で観ている時は心で観ているんだと思います。

投稿: 幸雲 | 2013年1月14日 (月) 07時42分

幸雲様
ようこそおいでくださいました♪
今までの日本人の芸術に対する遅れは民族性があるのかもしれませんね。日本人は他の国の人と比べてアバウトな考え方は得意ではない。物事を事前に把握して取り組む確実性を好みます。そういうことが感覚的なことに問題が生じていると感じます。あらかじめ整えてから正確に、という日本人の美徳ともいえる要素が感性を要する美術鑑賞において裏目に出るのかもしれませんね。ですから私は、まず無の状態で作品を先に観る。それから説明とやらを見聞きしてもう一度観るという方法をとればいいと思うんです。

これからの若い方はその点向上しているようなきもしますが。。。

投稿: おキヨ | 2013年1月14日 (月) 12時05分

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