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認識の相違

私が習慣的に訪問しているサイト〔矢島武弘のページ ( yajimatakehiro2007)〕で矢嶋様の過去の興味深い記事を読む事が出来ました。

彼がネットで検索中、純文学と思って書いた自伝的小説(青春流転)が思わぬサイトに掲載されているのを発見、驚き、そして笑ったとありました。そのことを客観的に観察しあまつさえ楽しまれたふしもあります。

記事の内容を読んで私も少なからず似た経験をした事を思い出しました。かなり前の話です。私はある美術団体に属して、本展覧会には裸婦をモチーフにした絵を出品していました。私自身はあくまで構図として女性の身体を(カタチ)で表現した絵を描いたのですが、作品が評議員の間で物議をかもしているということが伝わってきました。物議?なんで?という思いでよくよく聞いたところ、なんと(えげつない)ということらしいのです。私は自分では芸術のつもりで描いたものが評価されないばかりか、画品がないなどと陰で言われていることを知って抗議しました。結局、云った覚えがない。誰も言ってない、でうやむやになってしまいましたが後味の悪い思いをしました。意識の違いで相容れない、またはまったく違う角度で見られるということがままあるものです。若い頃はかっとして抗議という行動にでましたが、今思うと要するに、力不足だったのです。力量があれば物議をかもすことになろう筈はありません。なまじエゴン・シーレにかぶれたりしたものですから。。。(赤面)

P1050790

所要時間  15分

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絵画」カテゴリの記事

コメント

dogおキヨ様。。。
群馬にお住まいではなかったのですねぇ。

絵のことはわからないので素人の
幼稚なる疑問ですが。。。。
女性の裸の絵のほうが多いのは
何故でしょうか?

モデルさんも男性は仕事に忙しいから
女性の方が多くなるって。。。sign02

。。。ナ、訳ないよね?

投稿: sunday | 2008年8月12日 (火) 06時46分

たぶん・・・・
 意識の違いではないかと思われます。その人の意識のなかには裸の女性に対する偏見が有ったんじゃないかと思われます。
 作品を鑑賞する以前の問題で、女体を意識しすぎ・・・
 評議員の感性の問題、それと、物を見る目の経験不足、この一語に尽きると思います。
 もっと世間を良く見て経験積んで、出直してきなさい! と言ってやりたいところですね~
 しかし・・・・感性の無い人には、いくら言っても分らないか・・・・・ coldsweats01
 
 

投稿: Hikoさん | 2008年8月12日 (火) 07時29分

絵を鑑賞する人の意識や感性の問題だと思います。決して「力不足」とかそういう話ではないと思いますが。
僕は絵画は素人ですが、表現の自由の問題については文学も同じです。古くは「チャタレー夫人の恋人」の翻訳をめぐって、芸術かわいせつかで裁判になったように、受け取る側の意識の問題でしょう。
裸婦画像についても、例えば既成の大家(巨匠)が描けば問題がないとか、そういう権威主義的な面があるのではないですか?
おそらく、あると思いますが。もしそうなら、それは「芸術」以前の話です。
エゴン・シーレという画家は初めて知りました。ネットで調べたら、数多くの絵が出ていたので興味深く見ました。
http://www.geocities.co.jp/Milano/1417/museum.html

投稿: 矢嶋武弘 | 2008年8月12日 (火) 09時47分

sunday様
そようでございます^^
いずれこのあいまいなブログの事情を書きたいと思います。

いいえ、絵の事が判らないのは私も同じです。
率直ななご質問に明快な回答♪それは女性の身体が美しいからです。男性モデルも此方から要請があれば来ます。がおおむね男性画家には評判がよくありません^^

投稿: おキヨ | 2008年8月12日 (火) 12時59分

Hikoさん様

これが意外と難しい問題なのですよね。よく裸婦は同姓には描けないといわれます。女性に対する男性の奥底に沈む本音が描くときの重要な部分であるといわれてしまうと、これは敗北に繋がります。
私はそのようなしちめんどくさい理屈などじつはどうでもよく裸婦の面白さ、難しさに魅せられているだけです。

おっしゃるように描くほうも評価する方も感性の問題ですね。

投稿: おキヨ | 2008年8月12日 (火) 13時17分

矢嶋様

今の美術界は玄人、素人の境が渾然としています。(下手も絵のうち)は熊谷守一という画家の有名な言葉ですがどんな絵でも絵は絵なのです。そういう意味で観る側も優れた感性を持っていれば立派な批評家だと私は思います。今は批評家を職業としている美術家がとても多いのですがこれがまたいろいろと問題を含んでいます。
権威主義・・・一般論でいいますとおっしゃる通りです。
矢嶋様からかならず(チャタレイ夫人の恋人)が書かれると感じていました。


エゴン・シーレのご紹介有難うございます。持っている画集に載ってない作品を観る事が出来ました♪

投稿: おキヨ | 2008年8月12日 (火) 13時43分

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