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現場主義

以前作家ほど嘘をつく商売はないということを作家(誰だか忘れました)自身が言っていました。小説は事実ばかりを書いていたのでは話にならないということでしょう。絵描きも同じ事がいえます。先日書店で一般的な美術雑誌を見ていたら、信濃風景の特集が載っていました。掲載された画家達は現場主義らしくその場の風景をそのまま切り取って描いていました。う~ん!これがなかな難しい。みなさんなかなかの腕前には違いないのですが風景は注文どうりには行きません。特に川の表現に難儀してように感じられました。あるいは難儀を感じなかったのかもしれませんがそれはそれで問題です。画面を絵として成り立たせるには構図が必要です。だが風景は捜してもそう都合のいいものではありません。そこでこっそり嘘をつくわけですが、嘘がばれるようではいけません。嘘をつくのに技術がいります。私も以前は現場主義でしたが、景色に呑まれてしまって上手くいきません。現在は専ら家でスケッチから描く事が多いです。

P1050714

P1050715

浅間山と北アルプス いずれも未完成

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絵画」カテゴリの記事

コメント

おきよ様。。。
二木先生の所から来ました。
コメントでよくお会いすると
何となく気になってくるものですねぇ。。。
来て見ましたら。。。。
素晴らしい芸術家でいらしたのでびっくり!
またゆっくり見に来させて頂きます。

投稿: sunday | 2008年8月 7日 (木) 08時47分

sundey様 はじめまして
ようこそお越しくださいました。嬉しいです。また過分なお褒めの言葉汗顔の至りです。
二木先生のサイト素晴らしいですね。こうした出会いももまた二木先生のおかげと思います。

私もじつはsundeyさんのサイトにお邪魔する事があります。
これからどうぞ宜しくお願いいたします。

投稿: おキヨ | 2008年8月 7日 (木) 12時08分

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