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義姉のこと

今日のテレビで痴呆症になった南田洋子さんのドキュメンタリードラマをやっていました。目を背けてはいけないとは思いましたが、かって美しい女優だった彼女の老衰を見るのが辛くチャンネルを変えました。

このようなドラマを観るとつい2年前82歳で亡くなった義姉を思います。

義姉は若かりし頃辰巳芸者〔深川芸者〕だった人です。小柄でしたがちょっと見いい女で、私が結婚した頃も時々お座敷に出ていました。若い頃は大変な売れっ子芸者でよく川口松太郎と銀座へ繰り出した話を自慢げに話しました。義姉が目の前で芸者姿に仕上がっていく様をみてその鮮やかさ、艶やかさに田舎ものの私は呆然と見とれた事があります。ただこの義姉大変に威勢のいい女で、やたら喧嘩っ早く、父母、兄弟姉妹誰彼問わず必ず1、2度は衝突しあうという悪癖があったのです。結婚して間もない正月、亀戸〔当時は深川高橋から亀戸に転居〕の夫の実家へ挨拶に出向いたところ、天神様のわき道で人だかりがしています。何事かと覗いたところ日本髪に黒紋付と言う正装の義姉がしたたかに酔い同僚の芸者衆に威勢のいい啖呵を切っているところでした。夫は〔あ~!またやってやがる。しょうがねぇな。いこう、いこう〕とこともなげなのでびっくりしました。姉弟といえども素人は口を出してはいけないようでした。

なんだか長い文章・・・・明日にします(^^ゞ

P1070299

妙義山 F8号

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コメント

見た目も、心も美しく老いる、と言うことは至難の業ですね。
老いの無残を見ていて、大方は、あんな風になりたくないな、と思いながらも、気がつくことのないままにいつしか老醜を晒しているのですね。

少数ながら、老いても背筋がピンと伸びていて、「凛」とした居ずまいを見せている見事なひと。

宮沢賢治の言葉を借りるなら「わたしはそうした人になりたい」ですね。

投稿: 風花爺さん | 2008年11月 5日 (水) 20時21分

風花爺さん様

貴方様のような心がけだと心身美しく老いることは可能だと思います♪
しかし老いの受容というのはなんともやるせないですね。せめて心だけでも豊かでいたいと思うのがせいっぱいというところです。肉体は心の器、器は必ず古びます。肝心の心のほうはぜひとも長持ちさせたいですね。

しかし頭の方が心配coldsweats01


投稿: おキヨ | 2008年11月 6日 (木) 01時52分

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