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知的障害者と健常者の距離

先日Y新聞投稿欄に、重度の知的障害者を持つ家族が日帰りツアーを申し込んだところ旅行会社から断られたという記事がありました。前に一度同じ旅行会社に参加〔アー、アー、〕と騒ぐお子さんが旅行会社では迷惑だったということです。

この記事に対し、同じ障害を持つ方からの同調する涙の投稿がありました。同時に同情はするがバスツアーは団体行動なので会社の対応もやむをえないという意見も多かったそうです。

私の通うプールにも知的障害者施設の方が数名のお子さんを連れてプールに見えますが、子供達は健常者の子供達より喜びの表現が大きく、嬉々として心から水を楽しむ様子を見ると微笑ましく感動すら覚えます。

もう数年前のことですが、ある日プールが臨時休業ということがありました。伝え聞く事によると、知的障害者のお子さんの一人が遊びに夢中のあまりプールの中で粗相をしてしまい、プールの水を全部替えることになったということでした。プールの水を替える費用もかなりのものと聞きました。

このような問題に答えを出すということは非常に難しい事ではないかと思います。

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雑記」カテゴリの記事

コメント

このお子さんの保護者の方が弁償されたのでしょうか?だとしたら、あまりにも気の毒なことです。

私の娘がまだ赤ちゃんだった頃、湯船の中で気持ちよさそうに立派なunkoをしたことがあります。私はびっくりしましたが、とたんに嬉しくなって笑ったものですから、娘も一緒になって笑いました。もちろん、そのあとすぐに湯船から出ましたが、娘と私はご機嫌で過ごしました。
 立派な母親ではない私が、このような反応ができたのには理由があります。私の養子に行った弟が赤ちゃんだった頃、養父母が来て同じような話をしたことがあったのです。養父母は無垢な赤ちゃんがかわいくて、私の父母は養子にやったわが子がしっかり育てられているのに安心して、そして私は可愛がっていた弟が新しい両親の愛情に包まれていることを感じて、嬉しくてみんなで大笑いしたのでした。

重度知的障害者は心が赤ちゃんのようなのですから、みんなで大事にしてあげる必要があると思います。
天下の悪法「後期高齢者医療制度」とともに、名前と中身とが正反対の「障害者自立支援法」を廃止して、国が責任を持って保護してほしいです。子供や障害者が幸せに生きられない社会は不幸です。

経済的な心配がなくなれば、外に出やすくなりますし、一般の、障害者への理解も深まります。「あー、あー。」と騒いでも、赤ちゃんと同じと分かれば気にならなくなります。

投稿: サニナ | 2009年11月20日 (金) 04時57分

サニナ様
投稿欄でも意見が2分されていますし、こうすればという答をだすにはかなり難しい問題ですね。
世の中はのおおよそは健常者を対象にして出来ていますので、障害者に対しての社会的配慮はやはり微々たるものと思います。障害をもつお子さんを抱えたご家族は、我が子を他所のお子さんと同じ喜びを味わせたいと思うときスムーズに事が運びにくいのです。

障害を持つご家族が一般のかたと同じ場所で同じ喜び楽しみを持つということがどれだけ難儀な事か、悲しい目に遭わなければならないのかあらためて知らされる投稿記事でした。

投稿: おキヨ | 2009年11月20日 (金) 11時04分

おキヨ様、こんにちは
 キンレンカ(ナスタチウム)のお花大好きです、食べられるお花で、鮮やかな花の色と可愛い葉も素敵です。

このような記事を見ますと心が痛みますね、「自分がこのように生まれていたら、もし何かで障害者になっていたら」と親身になって思うこと、考えることが、とてもだいじなのでは。

最愛の子供や家族がその立場だったらと、それも思いますね。

かつて、プールや大浴場で浮かんだものに気が付くことがありました、勿論いい気はしませんでした。

でも大げさに人に知らせたり大騒ぎには誰もせず、
見て見ぬふりで、昔はわりあい平気でいたようです。(笑)

投稿: ミコちゃん | 2009年11月20日 (金) 13時12分

このお花キンレンカというんですね。教えてくださって有難う。。。wink私はほとんどの花が〔お花heart01〕で名前が覚えられないのです〔爆〕
お花に詳しい方は尊敬しますね。

人はみな他人を自分に置き換えて考えませんよね。せいぜい〔お気の毒に。。。〕ぐらいだと思います。少しでも身障者のお子さんをお持ちの方を思いやる事があればと思うのですが、これが今回のような場合は難しいのでしょう。ではおまえは?と問われれば私も正直自信がありません。。。

投稿: おキヨ | 2009年11月20日 (金) 20時08分

今日の記事を読み始めてなぜか書きたくなってしまったものですから・・・すみません、今頃。


私が若かったころ、心身障害児収容施設でお手伝いしていたことがあります。

16歳のモリちゃんはIQも測れない重度の男の子で、言葉も単語を5つしか話せない(あるいは話さない)子でした。大柄で色白で、何か欲求がある時は相手の腕を強く掴んで単語を繰り返しました。
初め私はびっくりして、どうしていいかわかりませんでした。今の若い子達なら「キモイ」ということでしょう。
でも、一緒に何やかややっているうちに、粗相をしても、雪や雨を自分の体に引き寄せようとして服を濡らしても、そんな事をするモリちゃんがとても可愛くなってきました。無垢な赤ちゃんのようでした。
モリちゃんは、数十年たった今も懐かしく、愛おしく、思い出されるのです。

また、昔ある金髪の女の子を初めてテレビで見た時(普通の可愛い子で、笑顔でした)、この子は子供なのになんで白髪なんだろう!?何か病気なんだろうか?と心配した事を覚えています。
また、大人になってから初めて青い目の人に会った時、失礼にも「はっきり見えますか?」と聞いたこともあります。

これらは全て、私の無知、未知からくる無理解、誤解による感じ方でした。


多くの差別や偏見も無知や未知による誤解が原因となっているのではないでしょうか。
障害のある人達も、ない人達も、共に楽しく笑って暮らしたい。そのためにこそ、税金を使っていただきたい。自分で働けない人達には国が補助をすべきと思います。


投稿: サニナ | 2009年11月30日 (月) 05時05分

サニナ様
お若い頃心身障害施設のお仕事をされていたのですね。それによって貴女は多くの経験と人間にとって最も大切な人を愛する心を得たと私は思います。言葉だけでは愛というものは判別しにくいですが、サニナさんのように身を持って弱いもの、儚いものに触れた体験をされた方には確かな人間愛というものの尊がお判りになったことと思います。

私の親戚にも一人心身障害施設の教育に携わっていたものが居ましたが、彼は普通学級に戻るチャンスがあったときそれをきっぱりと断り、その心身障害の施設に止まりました。そこで一生可愛い子供達と過して60代で亡くなりました。豊かな愛情に溢れた生涯だったと思います。

このことに関する事だけではなく、人は経験でものごとの理解を深めるので、それまでは無知による失敗はあると思いますが、結局それを悟るということで失敗に終わる事にはなりません。失敗が豊かな人間性を生むといっていいのではないでしょうか。

以前、スウェーデンだったと思いますが〔定かではありません^_^;〕その国の心身障害施設の素晴しさに感嘆しましたことがありました。日本ももう少し
行政が力を入れて欲しいところですね。

投稿: おキヨ | 2009年11月30日 (月) 12時01分

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