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描くのに難儀な上高地風景

上高地へ写生に出かけてひと月以上は経つというのに、まだ絵が出来上がりません。あのあまりにも有名な上高地の美観がなんとしても誤魔化しがきかずただの小奇麗な絵になってしまい描きはじめたことを後悔しつつあります。

昔の画家があの風景を一体どのように処理しているのか、書棚の画集を探したのですが、上高地を描いた良い絵が案外少ないんですね。1932年に中沢弘光という画家が描いていますが優等生的な描き方であまり参考にはなりません。安井曽太郎が1937~41年上高地へ出かけていて、霞沢岳,明神岳 焼岳などを描いていますが、上高地の象徴である穂高を真正面から描いたものが見当たりません。私程度の上高地風景ならあくびの出るほど観ていますが、悧巧な画家なら絵葉書状になるのを恐れて誰も描かない!?

描いたことを後悔しているいまひとつの理由は、門外漢の夫が絵を前に〔ここはもっと鋭い感じだ〕とか〔この辺はもっと斜めになっている〕とか〔川の幅をもっと広くしたら?〕とか駄目出しをするんですよ。困ったものです。。。〔その通りだから余計に癪にさわる!!bomb

P1100781

安井曽太郎 明神岳

P1100782

安井曽太郎      焼岳

P1100784

中沢弘光  上高地大正池  

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絵画」カテゴリの記事

コメント

おキヨ様、こんばんは
 上の絵は夫々個性的な表現の絵ですね、季節の違いもありますが、画風がこんなにも違うということで、楽しませていただきました♪ありがとうございます^^
全くの素人で無知ですのに、見たままを言いますと、秋の絵は「山装う」といった錦織り成す風景で柔らかなメルヘン的タッチ、
冬の絵の方は、自然の厳しさ、静けさが感じられます。勝手なことをついでに申しますが、この中では、(笑)ミコちゃんは
青い空の分量が程好い1枚目の絵が好きですね~happy01

投稿: ミコちゃん | 2009年12月 7日 (月) 18時32分

ミコちゃん様

貴女の好きとおっしゃる青い空の絵は昭和初期の日本を代表する洋画家です。
独特の画法でしょう^^リズミカルで華やかで。。。
ミコちゃんの審美眼は正しいのですよgood

下ノ絵は正統派なんでしょうね。山と真摯にむきあっていてこれはこれで素晴しいとは思います。
ただ個性には欠けますよね^^

私はいま焼岳と穂高連峰を真正面から描いています。出来上がるか、潰してしまうか。。。どちらにしても勉強にはなっているのです。絵の具の無駄を考えなければ^_^;

投稿: おキヨ | 2009年12月 7日 (月) 19時59分

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