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クリント・イーストウッドの映画

クリント・イーストウッドが映画人として俳優として優れた人物なのは知ってはいるのですが、私はあまり関心を持てない俳優でした。〔マディソン郡の橋〕を観るまでは。。。今週3夜に渡りBSで〔ダーティハリー〕〔マディソン郡の橋〕〔ブラッドワーク〕を観ました。〔マディソン郡・・・〕は1995年制作の映画。評判のこの映画を私も観て世の中年女性同様深い感銘を受けたものです。主人公の女性の心理を丁寧に描いていて、どんなに意地悪い見方をしてもその傍らから同調できるものがありました。今回は最初観たときよりもっとよく肯定でき思わず目頭を熱くしてしまいました。クリント・イーストウッド演じるカメラマンは物静かで教養を感じさせ、はじめてクリント・イーストウッドを好い俳優と思いましたね。しかし主役はやはり中年の恋に悩む女を演じたメリル・ストリープ。窓辺に後姿で立つほつれ毛の彼女はヌードではないにしろ、画家ワイエスの愛したモデルベルガそのもののように見えました。久しぶりに美しいラブ・ストーリーを観た気がしました。

余談です。クリント・イーストウッドが来日した際に、某東○都知事が逢って握手していましたが、そのときの言葉。〔なんだ、俺のほうがいい男じゃねぇか〕この人どこかおかしいんじゃないかと本気で思いましたね。。。

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こんな車の時代の話でした。

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雑記」カテゴリの記事

コメント

>この人どこかおかしいんじゃないかと本気で思いましたね。。。

彼の執筆した「太陽の季節」が芥川賞選考に掛かる時、当時の選考委員の一人が詩人佐藤春夫であったそうです、佐藤春夫は「この作品は文学上に於いて甚だ猥らであり、私は到底この作品を芥川賞に推挙できない」と最後まで強硬に反対をした逸話があったそうですが、

最近になって、その事を当の石原慎太郎にインタビューした時の彼の云い様が、「あの人だって人(谷崎潤一郎)の奥さんを横取りしてるじゃありませんか、ボクの作品が猥らだなんて
云えた義理じゃないですよ・・(笑)」

私はそれを聞いて、「この人ってこれ位の事しかい云えんのか?」と、つくづく呆れ果てましたよ・・


投稿: 伊藤 | 2009年12月 3日 (木) 07時46分

伊藤様
あの方は若いときから攻撃性の強い性格のようでしたが、それがいかにも品格が無いんですね。攻撃するにもおのずと品性というものが表われると思うのですが。知識豊かで鋭い感性を持っているだけに残念ですね。最近年をとってきてその兆候が如実ということもあるでしょうね。。。

そうですか、佐藤春夫が当時の芥川賞選考委員の一人でしたか。知りませんでした。
あの方の呆れた語録ってたくさんありますよpunch

投稿: おキヨ | 2009年12月 3日 (木) 11時59分

「マディソン郡の橋」は小説も映画も良かったですね。
原作よりも映画の方が劣るというのはよくありますが、これは違っていたと思います。
イーストウッドのカメラマンも良かったですが、中年女性に扮したメリル・ストリープの演技が何とも魅力的でした。どこか抑えた感じで・・・その「抑制感」がひしひしと伝わってくるようでした。
自分が孤独を感じた時に、もう一度見たい映画です。この映画(DVD)は一人だけで見たいですね。妻と二人で見たいとは思いません。

投稿: 矢嶋武弘 | 2009年12月 3日 (木) 12時43分

矢嶋様
原作ももお読みになったんですね。
今回で2回この映画を観た事になりますが、十数年前に観たときとまたこの映画に対する想いが微妙に違いました。切なさが強まったような、ヒロインの女性が羨ましいような。。。
メリル・ストリープはもともと好きな女優です。美貌以外の不思議な魅力を備えた女優ですね。低く抑えた声が素敵でした。

私も矢嶋さん同様、ロマンチックなラブストーリーを観る時は夫とは絶対、ぜーったいに嫌ですねbanだいいちそういう質の人ではありませんから。。。bearing


投稿: おキヨ | 2009年12月 3日 (木) 19時24分

おキヨ様、こんにちは
 私はこの映画は腰を据えて見た事がありませんで、内容さえ掴んでいませんでした。勿論有名な話題作で大人の恋愛ものというくらいなので、映画のシーンも部分的にしか記憶がないのです。
今は年齢的熟した女性となり(笑)、皆さまのカキコを拝見しながら、じっくりとこっそりと映画を見てみたい気がいたします。突然目の前に出現した恋に無反応ではいられない純粋な心理描写、
今までの長い努力の結晶である平和な家庭を大切に思う心理描写、抜けきれない切ない苦しみを感じるラブストーリーを想像します。幾つになっても夫婦愛とはまた違う恋人状態を何故か女性は夢見るものですね。(贅沢過ぎ?!)confident

投稿: ミコちゃん | 2009年12月 4日 (金) 14時06分

ミコちゃん様
この映画を観ると、本当の恋愛というのは精神的にも成熟した男女のものという気がします。
いままでのほとんどの映画は若い女性がラブストーリーのヒロインでしたがこの映画はちがいますね。質のよい映画ですよ^^

余計な事かも知れませんが、ご覧になるときは夫君ぬきのほうが集中して観られます(*^^)v

投稿: おキヨ | 2009年12月 4日 (金) 20時23分

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