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カフェーパウリスタ

鬼の如く黒く恋の如く甘く地獄の如く熱きコーヒー

明治37年〔1904年〕創業のカフェーパウリスタのキャッチフレーズいかにもレトロなムード醸しています。これは昨日の記事〔夢みる女性誌〕を土屋文明記念館に観にいった際にショッピングコーナーにあったもので、このキャッチフレーズに魅かれ当時のコーヒーを再現した〔パウリスタ・オールド〕という銘柄を買ってまいりました。

パウリスタは当時銀座6丁目に店があって文化人達のたまり場だったようです。

○ 珈琲の香にむせびたる夕べより夢みる人となりにけらしな   吉井勇

○ やわらかな 誰が飲みさしし 珈琲ぞ 紫の吐息ゆるくのぼれる 白秋 

パウリスタのパンフレットにあった歌です。大正時代パウリスタの常連客は吉井勇 菊池寛 久米正雄 徳田秋声 正宗白鳥 宇野浩二 芥川龍之介 久保田万太郎 佐藤春夫 獅子文六 小島政二郎 眩暈がしそうな面々ですね。。。画壇では 藤田嗣治 村山魁多吉田博など。。。その他高村光太郎と千恵子なども見えたようです。日本の文化の夜明けは珈琲と共にありというところでしょうか。。。

現在本店は銀座8丁目にあるそうですが、私は昔よく資生堂ギャラリーに行くことがあったのにカフェーパウリスタは全く知りませんでした。というか、私の周りは無粋者ばかりでカフェー・パウリスタの存在を誰も知らなかったと言う事です。まことに残念!!

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中原淳一画の乙女チックなカップ。誰!嗤ったのは。。。punch

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雑記」カテゴリの記事

コメント

カフェーパウリスタ
今時流行りの「カフェ」ではない処が良いですね。
かつての写真倶楽部が銀座鳩居堂ビルにあったため、会合に良くパウリスタを使わせてもらいました。急に行っても、アレだけのシックなテーブルと椅子を移動して「11人お願いできます・・?」の問いに答えてくれます。
それは余計なお愛想は無しで、そそくさと対応してくれます。サービスは口調では無い事を思い知らされます。
ジョンとヨーコが何度かお忍びで来ていた由、イラスト付きのサインプレートが飾ってあります。
銀座8-9-16、松坂屋の裏の通りです、現在もなお健在です。

投稿: 仙人 | 2010年2月25日 (木) 14時02分

仙人様
我ながら感がいいと思うのは、仙人さんか風花さんのどちらかがカフェー・パウリスタを利用されていたのではと思つつ記事を書きまました。見事当たりましたねshine
それにしても今になって残念に思うのは、銀座に行く用事があったわりには銀座を楽しんでいなかった事です。バカの一つ覚えで喫茶店の利用と言えば〔ルノアール〕一辺倒でした^_^;

今回珈琲だけは買うことが出来ましたが、珈琲もお店の雰囲気で味も違うでしょうからはたして美味しいと思えるかどうか・・・^^

投稿: おキヨ | 2010年2月25日 (木) 19時19分

『鬼の如く黒く・・地獄の如く熱きコーヒー』
とは実に強烈な宣伝文句ですよネ・・
こうと聞いちゃぁ、時の文士、芸術家達は足を運ばずにはいられなかったのかも知れませんネ。

おキヨ様の言われる「眩暈がしそうな面々ですね」
(貴女も中々と上手い言い方をしますねぇ)

ホント、出来る事なら当時の時代にタイムスリップして、珈琲を呑みながら芸術仲間達がブチ上げる芸術論とやらを、傍らにて静かに聞いてみたい気も致します。

投稿: 伊藤 | 2010年2月26日 (金) 06時32分

伊藤様
この大げさとも言える見事なキャッチ・フレーズ只者が考えたとは思えませんよね。高名な文人達が寄ってたかって作り上げた?ワクワクするような想像です。
〔できる事ならタイムスリップして・・・〕私もそう思いましたが、名を成す人間の面構えというのはその以前に出来上がっているもの、そういう人達が集まる場所にはそのオーラが何層にも渦巻いているに違いありません。脚が竦んでそんなお店になんかとても行けるものではないと思いますよ〔爆〕

でも、今なら行ってみたいですねぇlovely

投稿: おキヨ | 2010年2月26日 (金) 11時09分

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