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色彩のトラウマ

昔、絵の師であるS先生のお供で上野都美術館に出かけたことがあって、S先生はある絵の前に立ち止まり、〔グリーンの多用はどうしようもなく下品になってしまうね。。。〕とつぶやいた言葉が胸に残りました。他人の、特に尊敬する人物の何気ない言葉が、〔ご本人は忘れてしまうような事でも〕強い影響を及ぼす事があるものです。私はしばらくはグリーンという色に対してどうしても萎縮感を覚えたものです。S先生がお亡くなりになって十数年経った今になって、それはS先生の色に対する偏見で、ご自分がグリーンをベースにした絵を単に好まないというだけの話だったのではと思うようになりました。ブルー系も画面が暗くなるという理由であまり使いたがりませんでしたので、私も自然暖色系の色彩構成に傾いてしまい、発表の為の絵は描き慣れた色で守るようになり、色彩の冒険を忘れかけていたところです。

ブログである先生の絵を拝見するようになり、その巧みなブルーやグリーンの自由奔放な使い方に魅了され、その色彩系統の絵を遅ればせながら自分も試してみたくなったのです。長年の色彩トラウマから解放されたのですね。

大作のベースに青を使用したのはほとんど初めてではないかと思いますが、思いのほか順調に進んでいます♪

ある先生のブログ〔風の樹人日記  〕西脇市岡の山美術館館長 来住しげ樹先生

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絵画」カテゴリの記事

コメント

おキヨさん?
でしたね。
恐縮です。 小生ごとき絵描きのえから、何かを感じていただいたことに感謝します。
今日は、少々疲れていますが、嬉しい繋がりが一人の人に生まれたことに感動しています。
ブログは無理と思っていましたが、やっていて良かったと思いましたよ。
これからもよろしくお願いします。
いやな意見もよろしく。

投稿: 風の樹人 | 2010年3月14日 (日) 08時51分

風の樹人様

勝手に先生の色彩をお手本にさせていただいております。そうかといって青色も使い方で千差万別、先生のような魅力的な青に出来るかどうかが問題です。
私の絵は人物がはいりますのでこれを上手く収められるかを考えながらの作業です。具象には難しい色にあえて挑戦しております。

先生には幾度かメールも絵の映像もいただいております^^♪  今後とも宜しくお願いいたします。

投稿: おキヨ | 2010年3月14日 (日) 18時24分

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