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〔約束の旅路〕を観る

昨夜遅く、2005年制作フランス映画〔約束の旅路〕という映画を観ました。最初の映像を観たとき私は遠い時代の物語と思ってしまったのですが、それは私が平和ボケしたノーテンキな日本人だからということがすぐにわかりました。物語は1984年のできごとなのだから、私がろくでもない絵にうつつを抜かしはじめた頃の話で、私の年代としてはごく最近の出来事といっていいのです。

物語は、エチオピア難民の少年が、母親とわかれ、ユダヤ系エチオピア人だけ救出される輸送車に他人のユダヤ系女性を母と偽って乗りエルサレムに向かいます。女性は少年に〔決して本当のことを明かしてはならない〕といって亡くなり、少年は裕福な家庭の養子となってもそのことを秘密として成長。少年はいろいろな苦悩の末に〔何かになりなさい〕といって別れた母との約束どうり医師となります。このあと感動の場面がありますが書かずにおきましょう。。。

全く聞いた事のない題名でしたのでつまらなかったら早く寝よう思ったのですが、とうとう深夜3時まで観てしまいました。

私は日本は1神教の国でなくてよかったと思うのです。雑多な神々がいて、きわめて自由な選択で、神を信じても信じなくてもいいわけです。信仰心の希薄さも、その厚さゆえに争いと縁の切れない国に比べたらはるかにましというものです。。。というようなことを考えさせられる映画でした。

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映画」カテゴリの記事

コメント

宗教絡みの紛争は幾百年と続きますねぇ、宗教とは全く以って厄介なものです・・崇める「神」自身にに何の責任は無いけれど、 信奉する人間側にこそその過ちが在る様にも感じられます。

「困った時の神頼み」「仏ほっとけ、神かまうな」・・これ位の意識が、過ちも少なく宜しかろうかと思います(笑)

投稿: 伊藤 | 2010年7月31日 (土) 09時43分

なかなか良い映画のようでしたね。
私はむろん見ていませんが、いろいろ考えさせられるストーリーです。昔のフランス映画も考えさせられる何かがありました。
一神教はある意味で怖いですね。排他的になりますから。
その点、日本は八百万の神で多神教ですから寛容で大らかです。日本の方がむしろ自然な形の宗教心があるのではないでしょうか。
宗教による紛争とか憎しみ合いは救いようがないと思います。

投稿: 矢嶋武弘 | 2010年7月31日 (土) 10時04分

伊藤様

信仰の深い民俗ほど戦争と縁が切れずに延々苦しんでいるのが実情ですね。
そう考えるとやおよろずの神を自由に、しかもそれほど敬虔なわけでもなく、ほどほどにという日本人はこの点だけでいえば本当に賢い民族ではないかと思うのです。この点だけですよ。shine

投稿: おキヨ | 2010年7月31日 (土) 10時51分

矢嶋様
物語としては少年が紆余曲折の末苦しむ人間を助ける医師になるという、そうは目立った見せ場の無い作品ですが、その背景を考えるととても考えさせられる映画でした。

日本人は信仰心の足りない、はては愛国心の欠如もそこに含まれるような言い方をされる事もありますが、宗教に関して限り日本は程よい節度を保ってきたようです。

折がありましたら、DVDでごらんあそばせgood

投稿: おキヨ | 2010年7月31日 (土) 11時07分

神棚と仏壇が一つ部屋にあっても全く違和感がありません。自分の家の仏壇と他所のそれとは祀ってあるご先祖が違うのだからと、お参りするときもそれなりの気持ちでお参りします。
どれも本当には信じていない代わりにどれもおろそかには出来ない・・・。
でも一神教の国の人のことをみていると、とても敬虔とは言い難いように思えますが認識不足でしょうか。

投稿: 周坊 | 2010年7月31日 (土) 22時22分

周坊様
宗教を持った国の人はその信仰のために殺戮をします。
世界一強くて戦いの好きな某国は敬虔なカトリック信者の多い国なのです。矛盾してますね。

我が家にも神棚と仏壇がありどちらも同じに崇めました。
押し付けがましい宗教など持たない日本人は清清しいと考えています。
やおよろずの神、けっこうじゃありませんか。。。shine

投稿: おキヨ | 2010年8月 1日 (日) 00時36分

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