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くれない族

曽野綾子の〔晩年の美学を求めて〕という、いまさらながらの題名の本を読んでいたところ、懐かしい流行語〔くれない族〕という言葉が出てきました。2006年発行の著書ですから本自体はそう古いものではありません。

くれない族とは、ああせい、こうせいといって育てられた人間がいざ大人になって〔さァ、貴方はもう大人になったのですから、一人で何でもしなさい〕と言われ今まで何でもしてもらうことに慣れていたのが、突然してくれる人がいなくなったので、茫然となり、〔何もしてくれない〕という〔くれない族〕という人間になってしまうということです。朝一人で起きられない〔誰も起こしてくれなかった〕〔女房がかまってくれなかったので浮気をした〕というのもくれない族です。

考えてみると、私は欠点の塊のような人間ですが、早くに親離れが出来ていたので〔くれない族〕の部類ではなかったと思います。母は病弱の長姉にしか目がいかなかったおかげで私はくれない族にはならなかったんです。

これがね、結婚してからはちょっとかわりました。何度もこのブログで書いていますが、夫は稀代の〔してくれたがりや〕 つまりお節介人間なんですね。この先、夫が病気になったり、何もしてくれない状態になってしまったら私は遅ればせの〔くれない族〕になるのではないかと思うのです。思うだけで涙がでますね。・・・といえば悲しくなるのも自分のためだけか!eye

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