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同じ道は困難?

新聞の死亡欄で向井良吉さんが亡くなれてたのを知りました。彫刻家として国内外で活躍した素晴しい芸術家です。武蔵野美術学校、名誉教授でもありました。実兄は洋画家で、日本の原風景で広く知られる向井順吉です。

興味深いのは、偉大な向井兄弟に限らず、芸術家一家というのはそれそれ違う分野の芸術を目指す例が多いように思います。何故でしょう。父親、兄弟が偉大だった場合、それを超える困難を感じるのでしょうか。そう考えると、どの道も同じく考えられます。野球で言えば長島親子や野村親子。。。

私の付属する団体の彫刻部に、寺内万次郎のご長男がおりましたが、私と支部が同じで、事務長をされていた関係で私は昔、彼の家に手伝いをしに行ったことがありましたが、万次郎の作品はひどく無造作に押入れにあって、少しは見せてくれましたが、父親の話はほとんどしませんでした。父子で彫刻という同じ分野で活躍しても、船越保武とご子息の桂氏の場合のように全く違う芸術で比較できないという場合もあります。

知り合いの画家達のおおかたも子供達は父親と同じ画家という職業はあまり居ません。しかし、やはり、クリエーティブな職業に就く例が多く、漫画家になって、有名雑誌のレギュラーになり、一時的でしたが画家の父親より有名人になった人や、メークアーチストになった息子さんも居ます。

世襲制の歌舞伎の世界などは、そう考えると逃れられない運命にありますね。父を越える難しさというより、歌舞伎の場合個性が大事になるでしょうか。

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