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権威の呪縛

読売新聞を購読されている方はお読みになったと思いますが、ノーベル賞受賞の科学者江崎玲於奈さんが〔時代の証言者〕という欄に〔ノーベル賞への5か条〕というのを書かれていて大変興味深く読みました。①しがらみを解かない限り、思い切った創造性を発揮できない。②大先生にのめり込むと権威の呪縛から逃れられなくなる。③ガラクタの情報に惑わされるな④創造力を発揮して自分の主張を貫くためには戦う事を避けるな ⑤子供のようなあくなき好奇心、初々しい感性を失うな。 〔新聞にはもう少し丁寧に書かれています〕

、この5か条は科学を目指す方々ばかりではなく、どの分野にも当てはまるのではと思います。少なくとも美術を目指す方々にはぴたりと当てはまります。特に②は創造力が重要な美術は禁物。大先生にのめり込むあまりその呪縛に自分の創造力を奪われてしまいます。教えをこうのはいいのですが、尊敬するあまり自分を無くしてしまう例がいくらでもあって、しかもそのことになかなか気がつかないこともあるのです。

日本洋画界の重鎮梅原龍三郎は、フランス留学のときに、印象派の巨匠オーギュスト・ルノアールに師事したのですが、偉大すぎる師匠にからめとられ、ルノアールの呪縛から抜け出すのに大変な苦労をした話は知られています。

しがらみにがんじがらめ、何人かの先生にはふらふらになり、ガラクタがガラクタと判らず、とうとう初々しさもと~っくの昔にどこかへいっちゃった私、もう少し早くこの5か条を知っていればノーベル賞とは行かないまでも今よりはましな絵が描けたかも。。。shock

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F3号

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サムホール  

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

おキヨさん
仰るとおりですね。
アートの世界でも同じなのは、言うまでもありません。所詮、同じ人間の社会ですから。
  F3 作品  かって被れた[田崎広助]ばりの作品は、纏まっていますね。
  でも、おキヨさんのヌードは、一つの領域を確立されているといつも思っています。
 アクセントに入れられる色を、赤などにかえられるのも面白いかも、などと思いながらヌードの達人の確実さに畏敬すら覚えます。

投稿: 風の樹人 | 2010年10月22日 (金) 19時42分

風の木人様

私自身も権威の呪縛の経験者です。もうひとえに先生の絵しか目に入らない状態になるのです。呪縛から目覚めるとこれはまたよりどころがなく、立ち止まってしまいます。ちょうど恋に落ちた状態と同じです


有難うございます。
これは田崎が愛した阿蘇です。15年前、SMキャンバスを持って2週間九州を旅したときの絵です。

たしかに。。。色彩には苦労しています。今年は大作3点で苦労しましたので、来年は少しはましな絵が出来るのではと自分自身に期待を持っています。めげないのが心情ですので。。。(^^ゞ

投稿: おキヨ | 2010年10月22日 (金) 22時35分

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