« 梅干の効用 | トップページ | 60年前のクリスマス・イヴ »

映画〔ショコラ〕を観る

2000年制作、アメリカ映画。

メルヘンのようなプロローグ。フランスの、時代に取り残されたようなある村に、赤いマントを着た母子が現れ家を借りてチョコレートハウスを開きます。村は宗教家で堅物の村長が牛耳っていて異常なほど保守的。村を上げてよそ者の親子を受け入れようとしないのですが、チョコレートの持つ不思議な力に徐々に人々の気持ちが軟化していくという話。

この映画の素晴しいのは配役人です。頑固なへそ曲がりの大家に名女優ジュディー・デンチ、明るく前向きなヒロインにジュリエット・ビノシュ。どちらも演技者として有名です。女性の恋人にはジョニー・デップ。魅力的な流れ者が適役でした。捨てがたい存在感を示したのは村長を演じたアルフレッド。モリーナという俳優。私はこの俳優を前に観た記憶がありませんが、いい味を持った俳優でした。出演者が一人ひとり個性的で、ある種の品格をもったままストーリーが展開します。

今回この映画は2度目で、最初に観たときには全く気づかなかったのですが、50~60年代に活躍したバレリーナ出身のレスリー・キャロンが出演していました。今回も最初から気づいたわけではなく、映画の中ほどで突然に気づいたのでした。10年前の制作ですから彼女は70代初めだと思いますが、〔リリ〕や〔パリのアメリカ人〕などで活躍した当時の、美人ではないがキュートな面影が残っていました。これはちょっと嬉しかったですね。久しぶりに素敵なアメリカ映画を観た思いです。

162817view016

〔ショコラ〕のシーン 踊るレスリーキャロン

|

« 梅干の効用 | トップページ | 60年前のクリスマス・イヴ »

日記」カテゴリの記事

コメント

いい映画を観ることが出来てよかったですね。
私も観たくなるような鑑賞文です、詳しくは書けないでしょうに。
写真はテレビの画面ですか、それともサーバーの月刊誌からですか。

投稿: 周坊 | 2010年12月24日 (金) 23時19分

周坊様
理屈抜きで観るというのもまたいいものです。
軽い内容でしたが含むものがあり、また役者揃いのせいで素敵な映画に仕上がっています。

写真はサーバーからで何も注意書きがありませんでしたので拝借しましたbleah

投稿: おキヨ | 2010年12月24日 (金) 23時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 梅干の効用 | トップページ | 60年前のクリスマス・イヴ »