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年齢不詳の人々

今日は隣県で一日デッサン会。場所確保の為早めに会場へ行くのですが、私より先に、彫刻家のHさんが見えています。彼はここ3ヶ月ばかり姿を見せませんでしたので、展覧会の作品作りで忙しいのだろうと思っていましたが、なにやら様子が変!手には小さなクロッキー帳だけで、いつもの彫刻用具がありません。

〔どうしたの?〕と聞くと〔道具を持って階段を上がれない〕とのこと。。。聞くとここ3ヶ月ばかり腰痛で、臥せっていたという事です。なるほど立ち上がった姿を見ると腰が老人特有のカーヴに曲がっているではありませんか。ふと〔Hさんっておいくつでした?〕と聞くと〔もうすぐ90・・・〕ちょっと驚き!!80才前後ぐらいにしか見えませんでしたから。芸術家はどこか年齢不詳のところがありますね。服装が自由〔大体若作り(o^-^o)〕というせいもあるでしょうが、年をとっている閑がない、というのがあたっているのかもしれません。

私の恩師で96才で他界されたS先生が、90才すぎてからもお一人で頻繁に展覧会を回られた方です。ある日のこと銀座で転倒し、〔お爺さん、大丈夫ですか!?〕と駆け寄った人に言われ、〔お爺さん〕といわれた事が転んだ痛さよりショックだったということです。普段は〔先生〕と言われていたのですからそれは解りますが、やはり〔年を考える閑のない方〕のようでした。

Hさんの腰痛は仕事をしたい一心で必ずや全快することでしょう。。。

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我が家でモデルを務めるHさん

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今日のクロッキー

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今日の出来事」カテゴリの記事

コメント

物書きは短命にして、物描きは命長かり・・・「あたらずといえども、とぉからず」おキヨさんもおそらくは、九十八は越えるだろうなぁ・・その頃ボクはこの世のものではありません(爆)

投稿: 伊藤 | 2011年2月14日 (月) 06時43分

伊藤様
昔から画家は長命と言われていますね^^
日本画の最高峰でもあった奥村土牛が100歳になってから身体が思うようにならず〔これからだというのに。。。〕といった言葉を思い出します。画家に限らず創作者はそう思っているのではないでしょうか。つまり100歳にしてやっと解りかけたのに、なんで死ななきゃならん?と。。。年など考えていられないんですね。

私は絵を描くことの好きなただのお婆。明日死んでも何の不思議もありません。think

投稿: おキヨ | 2011年2月14日 (月) 11時42分

私の発声レッスンの先生ともよく話すのが、
「画家の方って長生きね、そしてお若い!」
声楽だって絵画だって私からみれば自由な発想で、
心が解放されていると思うのだけど。
しかしチラッと見えたHさん、ほんとお若い!

投稿: バルおばさん | 2011年2月14日 (月) 21時33分

バルおばさん様
思うに、そういう考え方、生き方が出来る人が画家なり音楽家になるのではと思うのです。

私なんぞ心を解放したくともさせてくれない人間と暮らしているので、いい画家になれません!私が駄作ばっかり描いているのはそいつのせいだ!punch
かっこいいおじいさんでしょ。昔はさぞや・・・という面影を残していますgood

投稿: おキヨ | 2011年2月14日 (月) 23時33分

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