襟足が綺麗な昔の若者達
今夜のBSプレミアム映画劇場は1943年、アルフレッド・ヒチコック監督の〔ロープ〕。。。ヒチコックの作品は大概観ているのですがこの映画は初めてです。
ストーリーは、優秀な青年2人が友人を殺害、その部屋に死体を隠したまま、知人達を招いてパーティーを行なうというもので、これは実話に基づいて作られたものだそうです。ヒチコックは1時間20分の上映時間を同じ部屋だけの映像で終始していますので、舞台を観ているような感じも受けました。
殺人者の一人を、美男スターのファリー・グレンジャーが演じています。まだ初々しく、魅力全開というわけではありませんでしたが、あの時代の若者たちの身だしなみの良いここと!形のよいスーツに綺麗なヘアースタイル。ことに男性たちの襟足が清潔に感じられるのは、今の時代のヘアースタイルと比べてしまうからでしょうか。。。
ファーリー・グレンジャーが最も花開いた時代は1954年制作イタリアの巨匠、ルキノ・ヴィスコンティーの〔夏の嵐〕だと思います。ヴィスコンティーは美男がお好き、女性を虜にしてしまう若き将校にファリー・グレンジャーを選んだのは当然の成り行きでしょう。。。日本の俳優では若き日の加藤剛にちょっと似ているような、口元のセクシーな俳優でした。
ファリー・グレンジャー〔左〕
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