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気になる追う者

7月発行の別冊太陽〔岸田劉生〕の特集を見ていたらちょっと面白いエピソードがかかれています。岸田劉生といえば絵画に疎いといわれる方でも〔麗子像〕はどこかで見たことがあると思います。。。

若かりしころの劉生は一時牧師になることも考えたほどの気高い精神の持ち主であったようですが、画家として大成したころ、大阪出身の若手画家小出楢重を知人から紹介され、たった一度の面識にかかわらず日記に〔この男下人也〕と称したそうです。なにが気に入らなかったのでしょう?関西人の言葉の表現に劉生を不快にさせた何かがあったのでしょうか。。。

小出楢重の初期の作品にはどこか劉生の画風と似通ったものがあります。〔下人〕とは身分の低いものという意味が一般的ですが〔盗人〕ということも含まれます。劉生は十分な画才を秘めた追従者としての楢重に会う前から不快感を持っていたのでは?というのが私の勝手な想像。。。(~_~;)

のちに小出楢重はフランスに学び帰国後は独自の画風で洋画界に新風を起こし若手の先駆者となります。

芸術家もどこかアスリートに似た心理があるようで、先を行く人間は後から追いかけてくる才気ある者が気になる存在と感じることもあるようです。

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岸田劉生 麗子像

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小出楢重 少女お梅の像

画像が何とも不鮮明happy02

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