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〔白河以北〕という言葉をご存じ?

今の若い方はどうかわかりませんが、ある年代の東北の人間には耳に楽しい言葉ではありません。

白河以北〕とは福島〔白河の関〕より向こうの地は何の値打もない地方という侮蔑的な意味を込めた言葉なんですね。〔白河以北〕の後に〔一山百文〕と続きますが、東北の山は価値がなく、一山が百文の値打ちもないという意味です。ほとんど忘れかけていた、東北の人間にとっては思い出したくない言葉を2日前の新聞で見つけました。

昔、北東北、ことに青森南部地方は大飢饉が繰り返すなどして悪劣きわまりない環境でした。東北の人間は寡黙で、辛抱強い言われていますが、これは過酷な生き方を強いられた先祖のDNAが受け継がれているからと言われています。時代が変わり高度成長期になっても、しばらくは東北の人々は目に見えない蔑視のようなものを感じながら生きてきましたが、今日本は平均化し、北東北の人間もそのような感情から解放されて久しいと思います。

しかし、この度の未曾有の大災害を乗り切るには、もう一度、この先祖のDNAの利用価値を思い出さなければならないようです。類いまれな忍耐と努力の活用ですね。その結果復興を成し遂げた時、〔白河以北〕が別の意味となって塗り替えられることになるかもしれないのです。 

遠くにのうのうとしながら言いにくいのですが、それでも〔がんばれ、東北!!〕

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八戸三社大祭

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