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美術団体脱会

思うところがあって、私が会員として20数年間所属していた美術会に脱会届を提出しました。理由は一言で言うと〔在籍の意味を感じなくなった〕ことです。

ですから、私の実名と今までの所属していた美術会をご存じの方は、毎年からは六本木で行われる展覧会や、ネットに掲載される団体の作品集の中に私の絵が掲載されないことになります。美術雑誌に絵を掲載する時にはこれからは無所属となりますが、私は絵を描き続けてさえいればいいことで無所属になったからと言って私個人は今までとなんら変わることはないのです。

依る大木〔所属団体〕がないと心もとないのでは?と思われるかもしれませんが、自分自身に欺瞞をもって過ごすよりはましではないかという思いの方が強まった結果です。

私は元来ただ絵を描くことが好きなだけで芸術肌の人間ではないし、ややこしい人間関係を上手く泳ぐ逞しさを持ち合わせていませんので、むしろ20数年間在籍していたのが不思議なくらいなのです。今回長年世話になった所属団体を辞めてしまうのですが、会を去ったり、所属を鞍替えすることは美術団体では特に珍しいことではありません。

すっきりしたところでこれから私が考えることは、気持ちを新たに多少でも自分の絵に変化を見出すことと思っています。

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万山望からの浅間山 F6号  途中です。描いてわかったのですが小山敬三はこの位置からたくさん描いていますね。

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今日の出来事」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ!
 素晴らしいです。
自分の行く道を自分で決する。
普通ならば、何大抵の決断ではないはず、
決行する事の心は、強くなければ出来ないと思うのですが・・・拍手です。
 余計なコメントかもしれません、お許しを!
自由である事は、心の自由・・・
 今の私に必要な事です。

投稿: nono | 2012年2月 7日 (火) 11時10分

とうとう思い切られましたか。
 私も結社に30年ぐらい席を置いていました。
 想いが、ほぼ同じで退会したのが数年前でした。
  私の場合「無所属」の形に成りましたが、互助組織?の「日本美術家連盟」の席だけが残っています。 Yさんなども、健康保険を連盟で入ったり、著作権の問題とか、教科書掲載の可否などをこの連盟に委ねるため?に、数年前に加入しましたけれども。
   意見はいろいろ有ります。
   でも、作家にとっては、大問題で、大決断ということになるのでしょう。

投稿: 風の樹人 | 2012年2月 7日 (火) 12時17分

私が以前教えて戴いてたお茶の先生は、やはりそういう団体から脱退してました。
純粋に茶道を続けるには、あぁいう世界では色々煩わしい事が多かったのでしょう。
10年ほど習ってましたが、本当に素晴らしい教えでした(でも、今となっては全てのお作法を忘れてる私…)。

おキヨさんの作品、いつか拝見したいです。
ご一報頂ければ(群馬近辺なら)はせ参じます♪

投稿: バルおばさん | 2012年2月 7日 (火) 12時38分

nono様

私は社会性のない人間ですので、組織の中に組み込まれるのは苦手なのですよ。つまり最初から間違っていた〔苦笑〕でも若い頃って行け行けどんどんで、自分というものがまだ分からずに上昇気流に乗りたがります〔恥〕
かなり前から居心地がよくありませんでしたので、ここらで我が道をゆくという心境に・・・
あといくらでもない人生、自分の思い道理に生きましょう、というところです。

投稿: おキヨ | 2012年2月 7日 (火) 12時53分

風の樹人様
かなり前からもやもや感を抱えていましたが、今年になって吹っ切れました。先生と私では力量や社会的な立場など雲泥の差がありますが、組織を去る動機はおそらく似たような理由ではないかと想像しています。
自分の心の奥底にあるものをなるだけ見ないように、それが大人なのだと。淡々とコツコツと努力していればどこに居ようがとも考えたのですが、なにしろ自分自身と相談しさっぱりしたいという結論に達しました。

あとは自分流に他のことに惑わされずに絵を描いてゆきたいと思うのです。


投稿: おキヨ | 2012年2月 7日 (火) 13時12分

バルおばさん様

組織というものはどの世界も例外はないようですね。そこの水が合う人間は上手く泳ぎきれます。そういう人たちが社会を、組織を動かしているのも事実で必要なんですね。
そういう意味では私なんぞはいわば脱落組なんです。。。。といえば、そちらのお茶の先生に失礼かも。
ではこう申しましょう。
私の同期の画家の何人かは優れた実力があり所属団体を捨てました。バルさんの先生と同じだと思います。

アリガトネ~。バルちゃんに観てもらえるよう地方の団体に潜り込みましょうかねwink

投稿: おキヨ | 2012年2月 7日 (火) 13時24分

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