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年が逃げる

俳優 小野寺昭さんが八ヶ岳連峰一つ天狗岳に登山するテレビ番組を観ていて、頂上の眺望の素晴らしさにため息がでました。近ごろ登山人口が増えたということですが、あのような景色が頂上を目指すと待っているのかと思うとさもありなんと頷けます。世界の著名な山々からみる近寄りがたい風景とはまた違い、時々下界から仰ぎ見ている親しみやすい山の、登って初めてわかる素晴らしい眺望です。。。

御殿場に住む三女の夫が山登りが趣味で、八ヶ岳に時々登るのを聞いた青森に住む私の長兄が羨ましがり〔八ヶ岳には一度登ってみたかった〕と云っていたのをふと思い出しました。富士山には二人で登ったといっていましたが、それも兄が還暦前の話です。兄は50代頃までは東北の山々には登っていたようですが、60代にはもう山歩きはやめて、釣り一本になったようでした。

先日のY新聞編集手帳に〔中年のうちは山は逃げないが高齢になると年が逃げる〕と書いてありました。山好きのシンガーソングライター みなみらんぼうさんの言葉だそうです。

夫が山好きだった私の兄を、せめて遠望でもということで、白馬や八ヶ岳山麓の泊りがけ旅行に誘うのですが、いまでは青森から出てくるのさえ億劫なようです。それと、これは私の想像ですが、東北訛りの劣等感が関東へでて来ることを億劫にしているのかもしれません。

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松原湖からの八ヶ岳

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

おキヨさんのブログで山の記事は珍しいですね。
「山は逃げないが、年(齢)が逃げる」
山歩きが好きな人が、自分の年齢が上がるほどに、これに切実な実感を覚え、簡にして要を得た表現として良く引用しますね。
私も、自分の力不足の言い訳として使うことがあります。
山好きの「らんぼう」さんもそうですか。
私が初めて知ったのは「Fクラブ」の会報で「鈴木孝」さんという方が書いたもので、もう20年くらい前になるでしょうか。
これが鈴木さんのオリジナルなのか、別のルーツがあるのかしかとは分かりません。

投稿: 風花爺さん | 2012年2月11日 (土) 09時12分

風花爺さん様
〔山の記事は珍しい。。。〕おっしゃる通で、以前に夫が定年後、上野の登山用具店までわざわざ出かけ、一通りの登山用具を買い揃えたあげく、秩父の両神山へたった一度登ったきり、いまだに倉庫に眠ったままの用具がある、ということを書いた以来だと思います。〔苦笑〕

山登りの好きな親戚がいるにはいるのですが、何しろみな遠方に住んでいるし、その連れ合いたちは揃いもそろって山音痴で話題にも上りません。

山は逃げない〔変わらない〕が年が逃げる〔人は老いる〕登山家には名言でしょうね。


投稿: おキヨ | 2012年2月11日 (土) 10時47分

まさに逃げる・・・実感中・・・coldsweats02

 逃げられない様にするには?
そんな解決法があったら、何をさておいても聴きに行きます(爆)
ひたすら神様~ぁ・・・眼だけは、と、緑内障の悪化を懸念するわたし・・・(--〆)

投稿: nono | 2012年2月11日 (土) 11時58分

私も昔、山に(といっても、お手軽な低山が主ですけれど)入れ込んだことがありまして。(^^ゞ
八ヶ岳にもチャレンジしまして、あの眺望の素晴らしさ! その幾分かは判る積りでおります。

が、ご近所を散歩するだけで精一杯となって久しい現在。
私の場合は、もうとっくに逃げ切られてますねぇ。(^^ゞ

投稿: もとよし | 2012年2月11日 (土) 21時16分

nono様
もう観念するより仕方ありませんね。あの逃げ足の速さには到底かないませんcrying
nonoさんは緑内障を患っていらっしゃるんですね。医学の進歩で現在は進行を食い止められますからこちらは何とか逃げ切られそうですね。
私の画友も緑内障ですが問題なく絵を描いています。

投稿: おキヨ | 2012年2月12日 (日) 00時05分

もとよし様
一度は山歩きを趣味とされる方は結構多いようですが案外続かないようですね。私の周りにも男女を問わずそのような方がいますね。
八ヶ岳へ登られたとは羨ましいです。私も足さえ丈夫でしたら八ヶ岳、槍ヶ岳には登っていたかもしれません。

”とっくに逃げ切られてる”
なにをおっしゃいます!つい先日トム・クルーズ顔負けの離れ業をされたばかりではありませんかhappy01

投稿: おキヨ | 2012年2月12日 (日) 00時21分

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