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思い込みによる誤解

私が先天性股関節症であることを折に触れブログに書いていますが、60代間際までは外見的には健常者とまったく変わることがありませんでした。

持病があるのに外見的には普通、ということで他人の誤解を招くことがままあることです。

私が高校時代、体育大学を終えたばかりの女性教師が新任となりました。先生はまだ24歳と若く、いかにも都会的な感じの美しい方でしたが、6、7才しか年齢の違いのない生意気盛りの生徒に、なめられてたまるかという気負いの有るせいか、若い割にはどこか居丈高で怖い。。。

体育の時間、まず基礎運動を始めるのですが、生徒が床にぺたりとすわり両足を開いて体を折り曲げる基本的なストレッチです。17,8の柔軟な体なら誰もが簡単にできるのが普通ですが、私はこれが出来なかった。。。脚があるところまでしか開かず、身体が皆のように前に倒れない。若い女性教師は、できるのが当然と思っているのですから、私がふざけているか、反抗しているかのどちらかと思ったんですね。〔やる気がないんなら出ていきなさい!〕と。。。

今なら病院の診断書をみせるとか解決の方法があるのでしょうが、その頃は私自身股関節症の認識がなく、なぜ皆と同じことが出来ないのか不思議に思ったものですが、どうしようもなく〔出来ません!〕の一点張り。教師には頑固で反抗的な生徒のレッテルを張られ、体育の成績が最低のまま卒業しました。

半世紀前の、本人の無知と若い教師の〔出来ない筈はない。この生徒は私を馬鹿にしいる〕の思い込みがなせる苦い思い出です。

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