« 明快な別れの理由 | トップページ | レトロな喫茶店 »

天満敦子ヴァイオリンリサイタル

私が珍しく、無料や頂き物のチケットではなく、自らチケットを求め出かけた天満敦子リサイタル、いやぁ~よかった!!notes

ラジオかテレビでしか聴くことのないヴァイオリン演奏を今回に限って会場まで出かける気になったのは、昔、天満敦子が天才ヴァイオリニストとして世界的に認められ、テレビによく出演していた頃があって、その美しい音色が耳に残っていたことと、私が今年はじめに絵画団体を辞め、心身に余裕が出来たことで、遅ればせながらクラシック音楽にもすこしは親しもうとと思ったからです。もともと音楽は好きだし、ヴァイオリンという楽器の哀調ある音色には惹かれるものがありました。

演奏は1部、2部に分かれていて、1部目は比較的耳に馴染んでいる曲 

◎アダージョ〔バッハ〕 ◎トロイメライ〔シューマン〕 ◎タイスの瞑想曲〔マスネ〕 ◎ロンドンデリーの歌〔アイルランド民謡〕 ◎この道・ 城ケ島の雨〔山田耕筰 梁田貞〕 ◎中国地方の子守歌〔岡山県民謡〕 ◎落葉松〔小林秀雄〕 ◎赤とんぼ〔山田耕筰〕 ◎ホーム スイート ホーム〔ビショップ ファーマー編〕 ◎祈り〔ブロッホ〕 の11曲。 休憩をはさんで2部には

◎シャコンヌ〔バッハ〕 ◎望郷のバラード〔ポルムベスク〕 ◎ジュピター〔ホルスト〕と重厚な曲3曲に加えアンコール曲として ◎ 見上げてごらん夜の星を ◎故郷 を演奏しました。

特に〔望郷のバラードは〕天満敦子の代表的な演奏曲。ルーマニアで演奏を絶賛され、ルーマニア出身の作曲家の遺作を託されたもので、日本でも大変な評判を得ている曲ということです。

私は音楽には詳しくはなく、音楽に関して難しい表現では語れませんが、詳しくないことがかえって素直に胸に響くということもあると思うのです。これもまた天満敦子という天才ヴァイオリニスト所以のことなのかもしれませんね。

蛇足・・・ それにしても、なんと飾り気のないリサイタルだったこと。。。舞台は演奏家と名器ストラディバリウスと弓だけ〔実はストラディバリウスより 弓のほうがいわくつきの名品だとか〕ご本人も口紅一つつけるわけでもなく、きらびやかな衣装をまとうわけでもない。地味な服装でポケットから黒いハンカチをときどきだして〔暑いですねぇ〕とまるで近所のおばさんのような親しげな笑顔と口調。。。happy01 それだけにその素晴らしい演奏が浮き彫りになったということもいえますね。。。一番前の席に座れて本当に良かったshine

P1180606_480x319

P1180610_480x319

|

« 明快な別れの理由 | トップページ | レトロな喫茶店 »

今日の出来事」カテゴリの記事

コメント

素敵なコンサートだったようですね。
天満敦子さんのことは「名前は知っている」という程度でその演奏を聴いたとか、見たということは無いと思います。
「望郷の歌」という曲のことも初めてです。
こんなときは先ずネット・・・と安直でが・・・。
それで知ったことは実に新鮮でした。
1992年に文化使節としてルーマニアに行った時に、あの大アイオリニスト「D・オイストラフ」と並ぶ演奏家であると絶賛されたのだそうですね。
その時に知ったのが、その国の作曲家・ボルムベスクが生んだ「望郷のバラード」なんだそうですね。
日本でも大きな反響を呼んで、多くの人が知っているそうで、今更ながら自分のアンテナの感度の鈍さを知らされました。
彼女が使う弓がまた「ウジェーヌ・イザイ」の遺品、というとんでもない代物なんだそうで、とても勉強になりました。
錆び付いているアンテナを磨き直します。

投稿: 風花爺さん | 2012年6月24日 (日) 15時40分

おキヨさん、こんばんはnight
ここしばらくバタバタで、久しぶりにコメントさせていただきます。
天満敦子さんの演奏は、私は聞いたことがないのですが、
シンプルな舞台に素晴らしい演奏・・・
話を伺う(読む?)だけで、そのリサイタルの
良さが伝わってくるような気がします。
音楽や芸術は、なくても生きていけるものだけど、
ないと人生があまりに味気なくなるもの。
自分の心が揺さぶられるような、いいものと出会えるのは
この上ない喜びであって、幸せなことですよね。

投稿: hanano | 2012年6月25日 (月) 00時35分

風花爺さん様

今までは絵のことでいっぱいいっぱいで他の芸術に接する余裕がありませんでした。幾度か機会があったとしても心に余裕がなく、しんから楽しむことが無かったように思います。。。人生も終盤になってから惜しいことをしたと、昨日天満敦子リサイタルを観て初めて思いました。
彼女が世界を舞台に活躍していた頃にテレビで談話や演奏をしていたことを幾度かみてはいますが、生演奏の感動とはやはり大きく違いました。

風花さんのコメントから、私もネットで〔弓〕の前の持ち主〔ウジェーヌ・イザイ〕を検索、人物像と演奏を聴きました。

そして、何も知らずに、〔なんとあっさりしたリサイタルだろう〕と思ったことが、実は無伴奏というのは高度な技術を持った演奏家でなければできないことだと知った次第です。

たった一度のヴァイオリン・コンサートから、いろいろと勉強しました。


投稿: おキヨ | 2012年6月25日 (月) 01時14分

hanano様
お忙しいということは充実していらっしゃるということですね。good

私は絵以外の芸術には疎く、それだけに高い技術の演奏にピュアー気持ちで接しられたのではないかと自画自賛しています。音楽のみならず、そのことにおくわしい方の話などを聞きますと、他と比べたり、演奏家のコンディションなどあれこれうんちくがあるようですが、何も知らないということはそういう意味で純粋に感動できますね。技術面で多少の違いがある演奏家でも私はわからないのではと思うのですが、絵と同じく〔自分はこの演奏家が好きだ〕と感じることが大事なのではと思いました。

遅ればせながら、自前で〔爆〕できれば一人で〔爆〕クラシック音楽にも目覚めたいと思っています。notes

投稿: おキヨ | 2012年6月25日 (月) 01時37分

天満敦子さんのリサイタル。 好いですねぇ。
ご近所で演奏会があったんでしょうか。 ウラヤマシイ! 
実は、私もファンなんです。(^ァ^)
 
ここまで濃い情念を感じさせる演奏には、そうは出会えません。
「望郷のバラード」を収めたCD(やはりヴァイオリンとピアノ伴奏のみによるシンプルな演奏でした)にハマりまして、一時期はこればかり聴いていたことがあります。
 
http://moto-yoshi.cocolog-nifty.com/towazugatari/2004/12/post_25.html
 
賑々しいオーケストラの演奏を聴くのも愉しいですけれど、時にはヴァイオリンひとつと(余計な介在物抜きで)直に向き合って、音楽を真摯に味わうのも好いモンですね。

投稿: もとよし | 2012年6月26日 (火) 06時55分

もとよし様

添付していただいた以前の記事を拝見しました。
音楽家のもとよしさんが素晴らしい演奏家と太鼓判を押されたのですから私の耳もまんざらではないと自負しております。(^^ゞ
リサイタルは私の処から30キロ離れた前橋市でした。
〔望郷のバラード〕は私は初めて聞いた曲ではありません。たとへ初めて聞いたものだものだったとしても、それは切なく美しく、誰にでも心に響く曲としてそう感じたのかもしれないと思います。最高でした。
音楽が俗世をしばし忘れさせ心を癒すものだとはじめて知った気がします。。。

私もCDを欲しかったのですが、サイン会は長蛇の列。夫はどんどん先に行きますので並ぶわけにはいかずあきらめました。(-.-)

投稿: おキヨ | 2012年6月26日 (火) 11時56分

素敵な演奏会へお出かけでしたね!
バイオリンの音色は、心のひだを癒します。

話が飛びますが、
 
世界的に活躍されている演奏者の音を聞けることも昨年の震災あっての事かもしれません。

いろんな音楽関係の方が、来てくださる・・・
 こんな機会はめったにないですし、ありがたいことです。

我が小さな街でもドイツからの有名な演奏者の方が見えました。
お寺の中で聴く、クラシックも素晴らしいものです。

生の音が聞けることは、そうそう無いのですが
是非!お出かけになって、聞いていただきたいな~と!

先日、木で作られた教会で、チェンバロの演奏会がありまして、
 息子の楽器を使って(チェンバロ)世界的に活躍の演奏者の方の音を聴く機会がありました。

いろんな音楽関係の方が、来てくださる・・・
 こんな機会はめったにないですし、ありがたいことです。

よろしかったら、ご覧下さい!
演奏会のプログラムなど。・・・・

 息子の工房です。
 http://www.h2.dion.ne.jp/~h-cemb/index.html

投稿: nono | 2012年7月 4日 (水) 10時31分

nono様
東北の大災害は当地の方々のみならず日本の大きな痛手となりましたが、そのおかげというのも皮肉なことですが、世界的にも有名なのアーチスト達が災害地に出向いておりますね。音楽がジャンルに関わりなくこれほど心を癒すものとは再認識しました。

ご子息のブログを拝見いたしました。チェンバロを造っておられるんですね!
お写真を拝見するととても若そうですがお偉いですね。
おかげさまでチェンバロという楽器の知識を少し判ることが出来ました。
このようなつながりでこの年になってもいろいろと勉強することが出来てパソコンは本当にありがたいですね.(*^^)v
nonoさんのブログの再開心待ちにしております。

投稿: おキヨ | 2012年7月 4日 (水) 11時33分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 明快な別れの理由 | トップページ | レトロな喫茶店 »