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イーゼル絵画

旧い美術雑誌をみていたら〔イーゼル絵画〕なる言葉が書いてありました。最近とんと聞かない言葉です。たしかに、屋外で対象を前にイーゼルを立てて取り組んでいるのは、むしろ習い始めの方のほうが多く、プロの画家の指導する姿は見かけるものの、ご本人はイーゼルを立ててはいないようです。。。私自身、数分間のラフスケッチをもとにアトリエでの作業で、イーゼル絵画に対し、アトリエ絵画となっています。

スケッチ、または写真という一旦平面化したものを絵画にするというのは〔一旦スルメにしたものはイカに戻らない〕という面白くもわかりよい表現で書かれていました。

印象派の画家たち、日本の明治~昭和初期の画家たちの絵が魅力に満ち溢れているのはイーゼル絵画だからだというのです。

人物を描くにしても、私などはデッサンをもとに描くのが通例となっていますが、昔の画家はアトリエにモデルを招いてそこで対象と向き合いながらじっくりと描き上げる。つまり本物をじかにキャンバスに移すことで、イーゼル絵画の魅力を伝えているのですね。

こういう記事を読むとにわかにもくもくとその気が湧き上がりますが、我が家のお爺が〔アンタが一人ではなにかに大変。俺が付いて行ってやる!〕と恩着せがましく言ってついてくるにきまっているので、それを考えると・・・・(。>0<。)

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寒さもいとわず真冬の屋外で描いているおキヨ 20年前は若かった。。。smile

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

なるほど、プロの画家の方がイーゼルを立てて
絵を描かれたりすることは稀なのですね。
それにしても、「一旦スルメにしたものはイカに戻らない」とは
なんともおもしろくわかりやすい表現です。
確かに、本物をその場でキャンバスに移すことで
表現できる魅力もあるのでしょうね。
今日は20年前のおキヨさんにお会いできました♪

投稿: hanano | 2012年7月14日 (土) 17時08分

hanano様
印象派の画家 モネ セザンヌ ゴッホ などが普遍的なのは対象を直接キャンバスに塗り込めたからといいます。たしかにその通りで〔スルメはイカに戻らない〕は説得力がありますね。

ただし、これはよほど慣れていないと風景に翻弄されてしまいます(~_~;)

この姿で描いていて、私の後ろを通った幼稚園児30人ぐらいから〔オジサン、コンニチハ〕と声をかけられましたcoldsweats01


投稿: おキヨ | 2012年7月15日 (日) 01時10分

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