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共鳴できる芥川喜好氏の言葉

Y新聞の〔時の余白に〕が掲載される日がとても楽しみです。以前にもこのコーナーのフアンであることを書きましたが、記事を担当されているのは美術史の専門家でもある芥川喜好氏。味わい深い芳醇な文章を書くコラムの名手といわれ、ファンも多いようです。

〔人のいかないほうへ行き、行列せず、 身近な死者をひっそりと弔い、坦々と日を送りました。人と同じ方向を向かず、同じものを求めなければこの狭い国土 騒然とした都市にもまだゆったりした空間が広がっていることがわかります〕

冒頭の一部を抜粋しました。

氏は美術において専門家でありながら、今のイベント的な企画展や展覧会を好まない主旨を折に触れ書いています。

なにも知らなかった若い頃には、めくら滅法美術館を渡り歩いた私も、そしてそのせいで、多少のことがわかり、今はほとんど大がかりな企画展、展覧会には出かけることはなくなりました。それゆえ芥川氏の言葉に非常に共鳴できます。

今では地方の好きな常設品のある美術館で、時によっては貸切状態の静かな空間でじっくりゆったり、繰り返し好みの絵を観るのが楽しみです。繰り返しみることによりその絵が新たなことを訴えてくるということも知りました。

P1190021_480x319

P10号 野辺山風景

相変わらず愚作の手直し中です。

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

この作品私好みです、私には素敵に見えますが・・
芸術にほとんど縁のない私ですが、
たまぁ~に美術館に足を向けます
ただ、このようなところで、作品を鑑賞する行為は
結構好きなんですよ
何しろものを知らないので、高価であっても
好みでなかったら、素通りしてしまうので
本当の鑑賞になっているのかどうか疑問ですが・・
芥川氏ほどではもちろんありませんが
私も、多くの人が向けている視線とは、いつも違う
方向を向いている、又、向いてしまうタイプなので
少しだけわかる気がしています

投稿: キャサリン | 2012年8月27日 (月) 08時21分

キャサリン様

絵を描く者にとって〔自分の好み〕と言って頂くのが何よりうれしいことです。よく〔絵の見方が判らない〕とおっしゃる方がいますけど、それは考えすぎ、こだわり過ぎです。絵の前に立って自分はこれが好きだと思えば立派な鑑賞眼を持っていることです。うち揃ってピカソが好きな人だけが絵を観る権利があると思うのは大間違いなのです。

自分が向く方向ぐらい自由でいていいと思う一人なので、芥川さんの記事を読むたびに気持ちが、それでいいのだと落ち着きますね。。。

なにしろ、貴女様も私も〔隠れ人嫌い〕ですからねwink

投稿: おキヨ | 2012年8月27日 (月) 10時37分

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