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誰もがいびつで美しい

数日前、Y新聞文芸欄〔小説月評〕のなかに、何冊かの作品を評価した〔誰もがいびつで美しい〕という太文字が目に入り、なるほどとこの言葉に心惹かれてしまい、この数冊の小説を読んでみたいという気がおこりました。芸術性の高い陶器などに〔美しいいびつ、ゆがみ〕の多いことは誰もが知るところですが、人の性格、癖 特徴を〔いびつ〕と表したことに新鮮味と共感を覚えます。

そうですね。。。。個性という言葉は聞き飽きた。個性という言葉はすでにその特異な面を強調する力を失った言葉になってしまったように思えてなりません。一人一人を〔美しいいびつ、愛すべきゆがみ〕ととらえた時に、一人一人への好意的関心が生まれるのではないかと思います。好意的関心からは偏見とか悪意は生まれることはあるません。いじめも。。。

〔目鼻立ちにせよ、性格にせよ、人間はただ一つの〔正解〕などありはしない。それぞれが異なるから、それぞれが美しい〕これは数冊ピックアップされた作品の中の言葉のようですが共鳴できますね。単に〔汝隣人を愛せよ〕という言葉よりはるかに説得力を持つ〔誰もがいびつで美しい〕ということ。。。

私はこの言葉を知ってから、デッサン会でいつも一緒になるkさんの、〔いきなり難問coldsweats02〕に今までは困惑の気持ちしか持てなかったのですが、その上に好意的関心を上乗せして彼女に接することが出来そうです。good

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ピカソ   〔泣く女〕

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

確かに、そうでしようねぇ~
この文章を読んで浮かんだのが、アメリカの
古い映画でとても記憶に残っている言葉があります
ストーリーも忘れたのですが、ある男性が
女装し、あるお金持をだまそうとします
まぁ~色々あって、すっかりそのお金持の男性と
意気投合し、結婚を申し込まれます
最初はだますつもりだったがその男性と気持ちが通じあうことによって、いつ打ち明けようかと思って
いた彼は、「実は私は男だ」と言います
それに対してお金持が言った言葉が
「誰にでも欠点(というような言葉)はあるよ」って
言って笑うところで「The end」になるのです
ジョークではありますが、この言葉が意味するものと同じような気がしました
男と女はもちろん欠点ではありませんが、それほどおおらかな心で、相手を受け入れることが
大切なんだということではないかと思ったのです
ただ私自身はとても「いびつ」な性格ですが、
いびつなだけに、なかなか他人様をおおらかに受け入れることが出来ず
窮屈な思いで生きてます

投稿: キャサリン | 2012年8月21日 (火) 09時05分

昔、マリリン・モンロー主演の映画で〔お熱いのがお好き〕という映画がありましたが、その映画かもしれませんね。
女装したジャック・レモンにお熱の大金持ちの紳士が結婚を申し込むというコミカル映画でした。
彼女?にほれ込んだ男性は、女装した彼の言葉に少しも傷つかず〔誰にも欠点はある〕というのはいかにもおおらかで笑えましたね。

私はある心理学医のブログを拝見していますが、自身を変わった人間、ととらえがちの方はほとんど正常な神経の方とおっしゃっています。
問題なのは、自分の考え方が間違っていないとかたくなに思い込む方の方らしいですよ。
good


投稿: おキヨ | 2012年8月21日 (火) 10時54分

追伸
キャサリン様
↑お名前の書き込みをうっかりしてしまい失礼いたしました。

投稿: おキヨ | 2012年8月21日 (火) 10時58分

深い言葉ですね~
考え込んでしまいます!

わたし、偏屈と自身思っておりましたが、正常?
あらま!と、
 なんだか自信が湧いてきて・・・・

それと言うのもお嫁ちゃんの父上に息子の事も絡めて
 「お母さんは変わっている。」と、言われました。
普段変わり者と、自身思っていますので、そう言われても特別気分を害してはいませんでしたのに、帰宅してから、夫、いわく・・・お前は変わっていないよ!正常だ!と、勞られた?のです!夫の方が傷ついたようです(爆)

投稿: nono | 2012年8月21日 (火) 12時34分

nono様
ご子息を芸大を卒業させるまでに育てられた貴女様がなにゆえに変人などとお考えになるんでしょう。。。
もし変わっているといわれたのならそれは褒め言葉だと思いますよ。ユニークで素敵なご性格という意味でしょう。私なら喜びます。
お前さんは常識的で面白くないといわれりよりよほどいいですよ。
絵画の世界では常識的は屈辱的な意味が込められています(~_~;)

ご主人にもどうかこのことをおっしゃってくださいね。。。wink

投稿: おキヨ | 2012年8月21日 (火) 17時12分

いつも拝見させていただいています。今回、初めてコメントしました。

誰もがいびつで美しい…良い言葉ですね。
 
個性と言い直せば良いのでしょうが、確かに個性という言葉は聞き飽き、むしろ強調するあまり悪い印象さえ覚えます。
 
いつもブログで、確かにそうだなぁと思うことが多く勉強になります♪

投稿: いけ | 2012年8月21日 (火) 23時55分

いけ様

ようこそ。コメントありがとうございます。note

〔いびつ〕という日本語を今の今までマイナスイメージにとらえていましたが、こういう言い方があったんですね。。。言葉にインパクトがあります。

誤字や意味違いの多い拙ブログに過分なお言葉、感謝します。
ブログを書き続ける原動力になりますね。

投稿: おキヨ | 2012年8月22日 (水) 03時11分

 おキヨさま!
 ありがとうございますo(_ _)oペコッ

強い味方ができました~!

大体、わたし、思うのですが、日本人って、真面目すぎるというか?

一生懸命働き(過ぎる) 真面目なのが、本来だと思うのではないかしら?

理系を尊敬?  文系は、ランクが下?
 特に芸術面では(突出した人は別として)
なんだか???と、思ってしまいます!
 

投稿: nono | 2012年8月22日 (水) 11時11分

nono様
日本とは限りませんが、特に日本人は協調性を重んじるあまりに周りからはみ出さないような習慣を身につけてきました。秀でたものを尊敬はしましたが、一方で〔出る杭は打たれる〕という言葉も。。。coldsweats02
変わった言動は問答無用で排他されることもあったわけで、今ではかなり緩和されたものの、まだまだ古い考えから抜け出せないのではと思います。

日本の教育は文化面では劣っていると感じます。。。

投稿: おキヨ | 2012年8月22日 (水) 11時44分

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