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もののない幸せ

人間の真価の最るものは創造、つまりものを作り出すことだとすれば、ものに溢れた今の時代の子供は、物のない時代に生まれた私達より不幸ではないかと思うことができます。もっとも不幸と感じていないのがほとんどだと思いますが。。。

昔の子供たちは遊び道具を自分で作ったものです。特に男の子は小さい頃からナイフを使えなければ話にならない。私の兄達はナイフを使い、竹とんぼ、竹馬 凧 冬には自分専用の遊び道具のそり、 などを作り出していました。作るについては友達の誰よりも優れたものを作ろうと知恵をしぼり、そのことに没頭するし、思い道理に出来たときには何事にも代えがたい喜びがあったようです。これはもう芸術と同じですね。

また女の子の場合、幼児期を過ぎると自分でお手玉やお人形を作ることを母親や姉から教わりました。ものが自らの手で形となる喜びを知ることが出来たのです。また画用紙などない時代には、お絵かきは石筆というもので地面に描きました。今でいうストリートアートで、これはもういくらでもどこまでも絵が描けるので心ゆくまで幼い芸術?に夢中になれました。

ですから、自分で作らなくても、お金さえあれば簡単にほしいものが手に入る今の時代の子供たちは、物を作り出す喜びを知らないと言っていいでしょう。せっかく与えられた人間の真価を発揮できないどころか、退化させてしまうのではと思うのです。

時代の進化向上は、一方で人間は大切な能力を失っているといことに気付かされますね。。。

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アダムの創造  ミケランジェロ

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