« 写真離れをしてほしい。。。(-.-) | トップページ | 避暑地へ行く♪ »

小さき人に生まれたし

菫ほどな小さき人に生まれたし〕この句を知った時、なんと含みをもった美しい句だとも思ったし、反面〔吾輩は猫である〕〔坊ちゃん〕などの作家としてはちょっと女々しい句ではないか、とも思いました。

夏目漱石が国家の期待を担ってイギリス留学をした頃、心の内を打ち明けるためだったのか、句の添削を望んだのかわかりませんが、友人の正岡子規に送った句といいます。もう一度生まれなおせることがあったなら、自分は菫のような小さいものでいいというのです。漱石はのちに神経衰弱になるなどして50歳という若さで亡くなっていますからその神経はかなり繊細なもので、文豪と呼ばれる前から〔小さき人〕でいたかったようですね。

人の多くは世に出ることを望むものですが、世に出たら出たでその責任は大きく、プレッシャーに押しつぶされそうになるもののようです。

でも、それは世に出た人でなければいうことのできない言葉でいわば〔持つ者の悩み〕

持たざる者の〔もともと小さき人〕はそんなことを考えもしませんから、〔菫ほどの小さき人に生まれたし〕という、美しくも悩ましい句などできようもないのです。

P1180875_480x319

夫が畑でブルーベリーを作ったのですが、鳥がみんな食べちゃってしまうとか・・・

我が家の小さすぎる悩み・・・happy01

|

« 写真離れをしてほしい。。。(-.-) | トップページ | 避暑地へ行く♪ »

日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 写真離れをしてほしい。。。(-.-) | トップページ | 避暑地へ行く♪ »