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自画像の話

Y新聞〔時の余白に〕の今回のテーマは〔自画像描けますか〕でした。このコーナーを担当する芥川喜好氏は冒頭に谷川俊太郎さんのエッセーを紹介しています。

ほんとは誰でも自分と付き合うのは大変なんじゃじゃないか。ただ大変なのを自分じゃなく他人のせいにしているだけじゃないか。大変な自分と出会うまではほんとに自分と出会ったことにならないんじゃないか〕・・・この言葉深く共鳴しますね。

誰もが、自分という人間に悩まされ手こずったことがあるのではないでしょうか。私など人生も終盤に差し掛かっているというのに、まだ自身の感情を持て余すことがあります。できれば、そんな年甲斐もない〔ネェちゃんバァちゃん〕的な自分なぞと出会いたくないもの。幼稚だったり、ややこしかったりする、自分のなかに住む得体のしれない魔物をなだめすかすのも容易なことではありません。

また、同じ欄に〔老年とは自分と全面的に向かい合う時節だ〕という作家中野孝次の言葉もありました。〔時の余白に〕のコーナーには、毎回宝石のような名言や芥川喜好氏の素晴らしい言葉、また専門である日本美術界の話などが鋭い洞察眼で書いてあります。

私は絵を描く人間なので、もちろん自画像は数点描いています。でも、もし内面的な自分を絵にしたのなら怪物のような自画像が出来上がるかもしれない。。。sweat01

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

またまた、身につまされるお言葉です
全く持って私のことかと思いました
性格はシンプルすぎて、あまりに周りに敏感に反応
しすぎて、反って自分の反応が複雑になり
自分でも制御不能な自分に手を焼いてしまいます
自画像では、又話が長くなって申し訳ないのです
が、ずいぶん前の話で、仕事人だった時、賃上げの
ため時間外に会議室で待機が解けるまで、皆でお弁当などを食べながら、和気藹々と過ごしている時、
絵心のある、女子社員が仲間内の似顔絵を書き
始めました
私も仲良くしていたので、彼女が描いてくれました
その似顔絵を見て、密かにショックを受けました
もちろん美人にはほど遠い容貌は重々認識している
ので、その方面の期待をしていた訳ではありません
そこに書かれた私の表情は、硬い表情の怖い顔の
私でした
描かれた皆も、モデルのようにポーズをとった
のではなく、弁当を食べたり、おかしい話に爆笑
したりしている最中を、巧みに彼女はスケッチして
いたのです
私って、こんな表情をしているんだshock
まだどこかにしまっていると思いますが、あの時の
心の動揺を思い出しました
思わず鏡を覗きこんでしまいました、まずいbearing

投稿: キャサリン | 2012年9月23日 (日) 08時52分

深~く、深く反省するのみです。
私の嫌な部分、嫌だ嫌だが、口癖(要するに自分が嫌だと、いう訳で、ついつい、つぶやいてしまうのです。
特に台所仕事をしている時ですね~
 癖って恐ろしいな~と、気をつけなきゃ、人のことで嫌なのかと、誤解されてしまいますもの!

誰だったか?作家の方、「さてもさても~」が、口癖だったとか!
わたしも口癖の言い方を変えてみた時期もありました。
(そんな見え透いたことでは、口癖は容赦しませんね~?)口癖は自然と出るもんで、自分が操作などできっこないと思い知らされております。
また、元に戻り、「嫌だ嫌だー」大ため息なり!
ですのよ~ぅ!

投稿: nono | 2012年9月23日 (日) 10時59分

画家の中にも、自分の自画像を多く描く人がありますが、
自分自身の内面と深く向き合わざるを得ない何かを
強く抱えた人達なのでしょうか。
〝自分と全面的に向かい合う〟ということは、時には苦しく、
辛く、また、残酷な面も感じさせられるものかもしれませんね。
私も、いくつになっても、心の中に〝ハタチの小娘〟が
いるようで、なかなかやっかいに感じる時もありますcoldsweats01

投稿: hanano | 2012年9月23日 (日) 11時06分

キャサリン様
余程の肖像画家でない限り他人の描く〔自分の似顔絵〕はおおむね満足のいくものではないと思います。
それが下手上手にかかわらず客観的な目でとらえられた中に真実が描かれているので絵というのは恐ろしい〔爆〕子供がお母さんの絵を描いた時によくあるじゃないですか。。。happy01
私も母の肖像画を描いた時、母が〔年よりじみている〕とだいぶ不満そうでしたよ。

たとへ親子でも絵を描くときは他人の目。。。容赦がないですからね。描くことに一生懸命でついサービスを忘れちゃうんです。coldsweats01

投稿: おキヨ | 2012年9月23日 (日) 12時49分

nono様
好いも悪いも、長年かけて自分が培ってきたもの。おいそれとは直りませんよね。
でもこうしてコメントを頂いていると、みなさん人柄のよい方ばかり。キャサリンさんんにしても、nonoさんにしてもご自分に厳しすぎるんです。昭和の女性の特徴かもしれませんね。

ま、それはそれとして、もっと気楽におおらかに生きることをお互いがけましょうか。。。scissors

投稿: おキヨ | 2012年9月23日 (日) 12時57分

hanano様
自画像は習作として描くのに最も身近なモチーフなんです。初めのうちは観たままの姿を問題なくキャンバスに移すだけの作業に終わり、とても内面までに及びませんcoldsweats01
だからといって、今の自分の外面内面を正直に描くというのは恐ろしい。〔大爆〕

人は本気で自分と向き合うことを良しとしないところがあるかもしれませんね。 観て見ぬふりをすればその方が楽です。

まだまだお若いhananoさんのなかに(ハタチの小娘)が
存在している・・・素晴らしいことだし何の不思議もありません。
私も貴女の年代だった頃を思い起こせば・・・〔ハタチ〕が確かに居た!shine


投稿: おキヨ | 2012年9月23日 (日) 13時17分

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