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共感できる幸福論

最近までの猛暑に書店に行く勇気もなく、とうとう読む本を切らしてしまいました。仕方がないので、書棚を物色し、買った記憶のない本を探し出して読むことに。。。浅田次郎の〔僕は人生をこんな風に考えている〕という題名の本がありました。

冒頭の部分を抜粋。

自分は幸福な人間であるということをいつも信じること〕いかんともしがたい不幸はこの世に2つしかない。〔今、食べることが出来ない〕のと〔命の危機〕。この二つの心配がない限り〔自分はとりあえず幸福な人間である〕と思い、どんな小さなことにでも喜びを見出すことをすれば、誰のものでもない自分の人生に誇りをもって生きることが出来る。

〔自分は不幸だ〕と思ってしまうのは、今ある以上のものを求めそれが実現されないからだと思うのです。

幸福に関するキーワードは〔知足、すなわち足るを知る〕ということです。自分の持てる力を一つ一つ実現させていく。それによって満足な気持ちになれたら幸せと言えるのではないでしょうか。

そうなんですね。若い頃は〔足るを知る〕ということがなかなか理解できなかった。皆さんそうではないでしょうか。他人をうらやんだり、嫉妬したり ないものねだりをする。これを一つ一つクリアして人は精神的に成長していくのだと思います。

私はこういう苦い苦しい思いを経験した人のほうが深みのある人になるのではと思っています。いろいろな思いをするということは、いろいろな経験をしなければならないはずです。経験は人を成長させる。。。そういう意味で醜い自分も体験するのはあながち悪いことではないのです。ですから私は人を妬むとか羨むとか、そういう醜いタイプと違う、と健全を装う必要はないとおもうのです。年齢が徐々に解決してくれるのですから。。。私?・・・まだまだです。。。happy02

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

重々わかっているのです、現実を受け入れないと
しかたがないと言うことは・・・
しかし、となかなか悟れない私は思ってしまいます
生まれながらに、お金持の家に生まれ、容姿端麗で
頭が良くって、両親の愛を一身に受けて、性格も
良くてという人はいくらでもいます
それに比べ、何一つ得られていない自分の運命を
見るにつけ、くじ運のなんと悪いことかと
しょんぼりせずにはいられません
「上を見たらきりがない、下を見たらきりがない」と言われますが、下を見て現実を納得なんか
する気にはなれません
と愚痴ってもせんないことなので、他人と比べる
ことはすまいと、日々自分に言い聞かせています

投稿: キャサリン | 2012年9月 5日 (水) 06時56分

キャサリン様
裕福な家に生まれ、美しく聡明で、大人になって社会で活躍できて尊敬を集める・・・他の人が望めない環境であってもその人が幸福であるという実感を持てなければ幸福とは言えない。そういうことを言っているのだと思います。

いろいろの形があって世の中ですよ。そうとわかれば自分の形で、ウソ偽りなく生きていくことがいいのです。その中にでも幸福と感じることがいくらでもある、他をみていると自分の幸福が見つかりにくいということでしょうね。。。
判ったようなことを書いている私、これ、自分に言い聞かせているんです。bleah


投稿: おキヨ | 2012年9月 5日 (水) 11時11分

なかなか一筋縄ではいかないテーマですね。
幸と不幸とのには誰の目にも明らかなような線は引かれていないですね。
なので、「考えよう」とか「気持ちのもちよう」でどっちにでもなることは確かです。
「足るを知る」ことは生きるうえでの知恵でもあるし、一種の処世訓でもあると私も思います。
反面、それが全てになると「成長する」ことの動機付けが失われてしまいますね。
個人でも、科学でも、経済でもある種の「飢餓感(ハングリー精神)」が成長、発展の重要なエンジンになっているわけです。
高齢になれば己がかなり良く見えてくるので、身の丈にあったレベルで幸せを感じられます。
一方、成熟するまでは「足るを知る」には満足しないで、貪欲に何かを追い求める精神を失って欲しくないと思っています。
なのに、小さな、低いレベルに収まったままで、妙に老成してしまった若者(特に男)が増えている現象には、国の将来が危ぶまれます。

投稿: 風花爺さん | 2012年9月 6日 (木) 10時46分

風花爺さん様
おっしゃるとうりです!
この本を読み進むと、風花さんのご指摘のようなことが書かれているようです。

人間は複雑微妙な生き物なので、断言的に言えることなど少ないのではないでしょうか。
そういう意味で、私は〔正論〕はあまり納得できず好きではないのです。

絵画教室を開いている私の画友は、生徒に(昨日聞いたことと今日の話は正反対!)と言われていますけど、彼は〔昨日言ったことも間違いではないし、今日云ったことも正しい〕と平然としています。
いい加減な先生と陰口を言われているのですが、私には彼が云わんとすることがわかりますね。

若者に大胆さが感じられなくなったのは国のあり方が反映されているのだと思います。日本の国そもののが縮こまっているのですもの。。。

投稿: おキヨ | 2012年9月 6日 (木) 11時37分

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