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肉体の美は最高の特典

肉体の美しさは最高の特典、有史以来どの国の民族も事実そうだと認めざるを得ないのではないでしょうか。。。これも読書からの受け売りですが、私もそう思います。

他の優れた才能を持った人間でも、ともすると肉体の美が備わったものに平伏する場合もあるのです。〔それによって気に入られること以外に私達は何を求めるのだろう〕といったのは17歳の小娘だったフランソワーズ・サガン。いかにも当時のサガンの発言で、軽薄ながら率直ですね。。。

私が今でも連絡を取り合っている古くからの友人Fは60代後半になる男性ですが、おそらく生涯独身を貫くでしょう。 彼は絵の才能もあり、知性豊かで人柄もよいのですが、はっきりもうして〔風采の上がらない男〕 それ故に、私が東京に出向いた時の長年の危なげない飲み友達で居られたということもあります。bleah

私は失礼ながら、Fさんは自分の容姿に自信が持てず、ついつい結婚のチャンスを逃したのだろうと勝手な想像をしていたのですが、それが少しばかり違うことがわかりました。

彼は男性の常で、美しく、優しく 賢い女性でなければ結婚したくはなかったんですね。私は浅はかにも、平凡で目立たない女性のほうがFさんにお似合いなのだろうと思っていたのですが、彼はある種の完璧主義で、表面的な美以外に相手の好ましい点を見つけて結婚するという妥協心をもたなかった。

かように、一部の人には肉体の美がことさら重要な判断材料になり得るんですね。。。

Images

〔ヴェニスに死す〕 のビョルン・アンデレセン

名声も知性もある作家を虜にする美少年を演じました。

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コメント

ギリシャ彫刻、ヘーラクレス像、バヴィデ像などに見る鍛え抜かれた人体は、これも一つの「美」なんででしょうね。
精神性での高さの極致に到達したと思われるあの三島由紀夫も、自分の貧弱な体にはひどい劣等感を持っていたそうです。
それをボディビルで鍛えて、かなり見られる体に改造じたようです。
内面に素晴らしい「美」を所有している人がいても、それが分かるにはその人を知るための時間が要ります。
そこまでなかなか進めないので、人は大抵外観で項好悪を判断し、間違いをおかし、後悔し、しかしまたそれを繰り返す・・・。
昔も今も、そしてこれからも、精神の分野では少しも進歩しない人類は連綿と繰り返していくのでしょうね。

投稿: 風花爺さん | 2012年10月 6日 (土) 09時20分

風花爺さん様
ギリシャ彫刻が神を形どった理想的な人の姿なんでしょうね。誰もがギリシャ彫刻の肉体を目指したい願望があるのでしょうか。。。

肉体は単に魂の器であると、中高時代にさんざ言われてきた私でもやはり外観の美を否めないものがあります。
肉体改造で思い浮かぶのはやはり三島由紀夫ですね。内面の優秀さと肉体のアンバランスにこれほど悩まされていたとは。。。三島の作品を読むとたしかに美に対する執着の強さがわかりますね。

あの衝撃的な終わり方も彼の美学、哲学だったのでしょう。。。
いやはや、〔上っ面〕というのはかくも悩ましく人を支配するものなのでしょうか。。。

鏡に向かえば目じりの皺を気にする私もその一人ですけど。。。(ー_ー)!!

投稿: おキヨ | 2012年10月 6日 (土) 10時58分

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