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民話の世界 小白倉

昔話です。

私がまだ30代の頃、夫の会社に季節雇用者として、新潟の豪雪地帯から仕事に来ている方々がいました。その中のお一人に、今は十日町に合併された小白倉集落から見えていたTさんという方と親しくなり、絵を描くなら私の部落へおいでなさいと誘っていただき、出かけたとこがありました。

当時の小白倉集落まで行くには道路が整備されておらず、細い田舎道を何処まで行くのやらと不安を抱くくらい山奥へ向かいました。

小千谷市から2時間ぐらいかかったでしょうか、眼下に数個の藁屋根の集落が。。。Tさんのお宅は数十軒ほどある家並の奥まったところにありました。その広い家にはTさんご夫婦二人暮らしで、成人されたお子さんたちは他の地方にお住まいということでした。

5月という季節のことで、草花も香る集落は民話の世界そのもので、私は気に入った一軒一軒を夢中になってスケッチをしたものです。

その後Tさんとは自然と疎遠になってしまいましたが、新潟大地震の時にお見舞いの手紙を差し上げたところ、Tさんご夫妻は他界され、息子さん夫婦があの家に住んでいらっしゃるということでした。

夫が一度豪雪地帯の雪かきを体験したく、ご迷惑も考えずにTさん宅に泊りがけで出かけたことがありましたが、今頃はあの集落も雪の中にうずもれているかもしれないなと、今日のわずか1センチほどの雪でかの思い出深い豪雪地帯を想ってみたのです。

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現在の小白倉集落。

藁屋根が見当たりませんね。。。weep

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コメント

おキヨさん、こんにちは

私は転勤で新潟に4年間単身赴任しました。山形県境、皇太子妃(小和田家)の実家のあった村上市から富山県境まで隈なく訪ねました。エリア担当には申し訳なかったですが、冬の豪雪(5m以上)地帯十日的町、六日町にも行きましたよ。写真の大きなトタン屋根ですが、藁屋根を覆ったものです。奥田舎では良く見る昔の風景ですよ!

投稿: | 2013年2月 7日 (木) 17時05分

岳様 
こんばんは。
まぁ、新潟県を詳しくご存じなんですね!長野も場所によって豪雪地帯になるでしょうけど、豪雪といえばなんといっても新潟は十日町 六日町辺りを思い浮かべますね。

今は残念ながら日本家屋の屋根の葺き替え職人が無くなりご覧の通りのトタン屋根と化してしまいました。
保護地区だけはかろうじて藁屋根が残されていますけど、惜しいことですね。

投稿: おキヨ | 2013年2月 8日 (金) 00時29分

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