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〔冷血〕を読み終える

一体この本をいつ頃読み始めたのかも判らないほど長ぁ~い時間をかけて高村薫著〔冷血〕上下を今やっと読み終えました。

私は本をあちこちに置いて、一日に3冊ぐらいは眼を通していますが、寝室に置いた〔冷血〕は嫌気がさすほど延々時間がかかりました。  寝室で読む本はすぐに眠くなるのでだいたい時間がかかるのですが、この本は特にひどく、2か月ぐらいはかかったかも。。。

高村薫という作家の本を読んだのは初めてで、どうもサスペンス作家のようですね。非常に特徴的な文体で、ストーリーの進行中〔否〕という否定語が繰り返されトントンと進まない。  物語は、2人の男が携帯電話の求人サイトで知り合い、意味のない殺人を犯し、早い段階で捕まってしまうのですが、それからが長い。。。  足踏み状態で行きつ戻りつしながら徐々に二人の犯人の人間像 生い立ち、生き様がじわじわと浮かび上がってきます。ただ殺人の動機が最後まで曖昧で、それは、今の時代に起こる犯罪に共通をしたものを感じます。 

細かい字のこの長編を最後まで読み切ったのには理由がありました。作家は人物像を書くときに、生まれ育った地名を架空のものとせずに現存の地名をはっきりと書き記すのが特質らしく、この小説の場合も 主犯の住所はよりによってわが市という設定です。出身校も実在のものだし、所番地は知人の家の近く・・・というわけで、ストーリー以外の興味に引きずられながらなんとか読み終えました。coldsweats01

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コメント

おキヨさん、こんにちは

実存する地名が書かれていると、余計に興味が増しますね。先日紹介した「春を背負って」は現在映画を制作中ですが、川上村や駅、佐久総合病院など固有名詞が沢山使われていました。最近はまったく開いていない本が増えています。aries

投稿: | 2013年10月 7日 (月) 15時42分

岳様

そうですね。その他、自分の旅をした地方とかね。。。

佐久市立総合病院に勤務しながら芥川賞を獲った南木佳士は岳さんには面白かったでしょうwink
なじみ深い土地がいっぱい出てきますからね。

人間やることに限度があります。
本はもう少し余裕が出来たら読めますよscissors

投稿: おキヨ | 2013年10月 8日 (火) 00時42分

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