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美しい村すなわち不便な暮し

絵を描いている関係で、若い頃から国内の山村をあちこち歩き回ることが多く、老年になった今でも近くの県や近郊の山間に出かけるなどしています。

山深い寒村に行くといつも思うことは〔この部落はいつ頃からあったのだろう〕〔町へ出ることはあったのだろうか。その昔は他の世界を知らずに一生を終わったのではないか〕  などいろんなことを思うことがあります。車社会になったのはごく最近のことで、昭和30年ごろまでは大変不便な暮らしを案外不便とも思わずに暮らした方々が居たのではと思うのです。  人々は医療が発達してからも、その恩恵を受けることもなく終わったという場合もあったに違いない。。。。

数日前に行った木曽開田村や昨日行った甘楽町の山間にある秋畑那須という部落も、おそらく医療機関などなさそうです。急の病人が出た場合救急車が到達するまで、3,40分はかかるでしょう。 

それだけに雑多なものから隔離され、古くからの文化が少なからず残されている村の独自性は魅力があります。

さすがに私の好きだったかやぶき屋根は保存地区以外には今は何処へ行ってもみられません。山の斜面に建つ近代的な家々を描くときに、これがつい4,50年前は全て茅葺だったに違ちがいない。そういう、今では夢のような光景がみたかった。。。 

他者の想いはいつもどこか勝手なものです。。。

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F6号 浅間山

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山での拾い物notes 絵のモチーフに。

柚子は無人販売の店で100円でした。

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

中年の頃、定年退職したら田舎でひとり暮らしをして晴耕雨読を楽しむことにあこがれました。しかしそれも自分が元気でいるからで、衰えたときはかなり不自由だと知り、便利な場所のマンション暮らしを終の棲家としました。長期滞在くらいはしてみたいですね。

投稿: OKCHAN | 2013年11月 5日 (火) 09時11分

OKACHAN様

私も同じです。
20代初めは都会に憧れ、夫の転勤で偏在の地方に移りましたが、それでも足りず、風景の良い山村でのんびり絵が描けたらと思ったものです。

が現実を考えた時、田舎ながらも身近にすべてが整っている今の暮らしが分相応の地ですね。

投稿: おキヨ | 2013年11月 5日 (火) 11時50分

おキヨさん、こんにちは

美しい村、今も生家があり勤めを辞めたら、野菜くらいは作ってのんびり等と考えていましたが、菜園でさえギブアップしそうです。同級生が村長や議員をしていますが、おキヨさんの言われるとおり、暮らしは大変です。以前は過疎と言いましたが、今は限界集落。お年寄り中心です。

投稿: | 2013年11月 5日 (火) 15時51分

岳様
こんばんは。

貴男の村の美しさ 目に焼き付いています。
便利に慣れてしまった身にはどれほど懐かしい場所でももうそこで生活は困難でしょうね。。。

限界集落・・・いよいよ深刻さを増す言葉ですね。
そこで我が村が一番と信じながら暮らす高齢者たち…ちょっと切ないですね。

でもやっぱり生れた村が世界で一番いい。。。

投稿: おキヨ | 2013年11月 5日 (火) 23時04分

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