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加賀まりこさんの言葉

昨日は新聞記事から話題を拾い、今のテレビのリポーターの語彙の乏しさについて書きました。それに関連して、ふと思い出したことがあります。 

今はベテラン女優の加賀まりこさん。デビュー当時は現代っ子の代名詞で、〔小悪魔〕というニックネームがついた新しいタイプの女優さんでした。

ほぼ同年代〔でもないか?〕の私などにはチャーミングに見えましたが、その奔放な言動は万人に好かれたとは言い難いものだったとおもいます。 

その加賀さんが、まだ20代前半と思しき年代で、街頭インタビュー〔今でいうリポーター?〕をした録音を数年前にラジオで聞いたことがあります。

びっくりしたのは、現代っ子と云われた彼女の言葉使いが実に正しく美しい日本語だったのです。当時はそれが社会人として、人前に立つ人間として当たり前だったかもしれませんが、  乱れた言葉に慣れてしまった現在、加賀さんの言葉は本当に美しく聡明さが如実で驚かされました。

云ってみれば、当時の彼女は今でいうギャルですが、彼女からすればおじさんと云われる年代の男性にも、臆することなく的確な言葉で質問をしています。

日本語が荒れて乏しくなった今の時代だから、当時の若い加賀まりこさんの正しい日本語に驚かされたんですね。

Photo


可愛らしい加賀まりこ

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

言葉の礼儀として、相手に対しての敬意があるかどうかが聞いていて気持ちよいか不快かの違いだと思います。

投稿: OKCHAN | 2014年6月12日 (木) 06時56分

OKCHAN様
おっしゃる通りです。
その表現としてせめて最低限の正しい日本語を知らなければ誤解を招くことにもなりかねませんね。


投稿: おキヨ | 2014年6月12日 (木) 11時30分

おキヨさん
 良いお話です。
 私など「田舎絵描き」を囲っているようなものでも、歌手を専業としている人たちの「鼻濁音」が出来ない人の多いのが一番嫌ですね。 メロディが、濁音ごとに途切れてしまって、歌になりません。
 音楽の先生さえもが方言的指導をしているのではないでしょうか?
 昔少しだけ樫をお遊びで描いていたことがありましたが、言葉ごとのアクセントや、イントネーションが、標準語のアクセントに音符の流れが合わないといけないことを教えられたことがありました。 つまり、それほど大事な「長い時間かけて作られた日本語」だと何時も思います。

投稿: 風の樹人 | 2014年6月12日 (木) 13時10分

和製ブリジッドバルドーと言われ、とっても魅力的だったですね。小悪魔の様相で、神田の生まれらしく、歯に衣着せず物申す様も小気味が良かった事を覚えています。

投稿: | 2014年6月12日 (木) 17時06分

風の樹人様

絵画の他に作詞の勉強もなさっていたのですね。初めてお聞きしました。
今日偶然にも、朝の連続ドラマのテーマ曲の歌手の部濁音が気になって仕方がないという新聞への投稿を読みました。
私などの年代では鼻濁音はたしかに耳に障りますね。
気にならない人達のほうが多いのであれば、これは致し方のないこと、観念するしかない事のようです。

言葉もやはり時代と共に変化するということでしょうが、これほど雑になるとは。。。
日本語をもっと大事に考える教育が必要ではないでしょうか


投稿: おキヨ | 2014年6月12日 (木) 23時36分

岳様 こんばんは。

そうそう、加賀まりこは和製バルドーと云われていましたね。神田の生まれですか。いかにもおきゃんな下町っ子らしいですよね。
ところで、岳さんは当時まだお子様ではなかったですか?
彼女は言葉をきちんと使い分ける能力があったようです。

投稿: おキヨ | 2014年6月12日 (木) 23時43分

( ̄ー ̄)ニヤリ
加賀まりこさん、デビュー当時から新しい女という感じでしたが、あの世代はまだきちんとした問う東京弁話してましたね。だいたい、昭和四十年代までは、映画の台詞も標準語をきちんと話す役者さんばかりでしたね。

投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2014年6月13日 (金) 01時44分

加賀まりこさんは小学生の頃から神田の古書店に通って、マルキ・ド・サドなどを読んでいたとか……。
かなり進んでいらしたのですね。
言葉の感覚も読書により鍛えられたのかしら……と、ふと思いました。

投稿: 粉雪 | 2014年6月13日 (金) 09時33分

根保孝栄・石塚邦男様

そうですね。私が上京したての頃の女性達の言葉はまだ綺麗な日本語でした。
加賀まりこ嬢が知的な面を持った女性であることは短い質問の言葉でからでも十分に察することが出来ました。

投稿: おキヨ | 2014年6月13日 (金) 10時33分

粉雪様

神田と云えば古書店で有名な街ですが、なるほど、その界隈で育ったとなれば知識も豊かになるでしょうね。
智識と教養は隠そうと思っても隠しきれるものではないですね。
加賀さんの場合は外見とのギャップがあったので余計に鮮明に印象付けられました。
いろんな面を隠し持った人は魅力的ですね。

投稿: おキヨ | 2014年6月13日 (金) 10時51分

最近の加賀さんは非常に目が優しくなりました。
旦那様とのツーショットも幸せが溢れて見えます。
言葉に注目されたおキヨさんの視点も素晴らしいと
思います。
私の言葉は乱れきっているので自分の事は棚に上げて
「へぇ。。。そうなんだァ」と感心してしまいました。
最近は声の出し方も気になる日本人が増えて来ました。

投稿: @toakotti | 2014年6月16日 (月) 05時28分

toakotti様

加賀まりこも家庭人になっていたんですね。
言葉は知っていて、その要所々で的確に使えればいいんです。加賀まりこは時として下町っ子らしい乱暴な言葉を使いますよね。それでいいと思いますよ。

トアコちゃんだってきっちり使い分けのできる方ではありませんか。good

そうそう、あの奇妙な鼻声でしょう?
くつろぎたいカフェーでは聞きたくない声ですよね。

投稿: おキヨ | 2014年6月16日 (月) 10時59分

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