« 違うと思う・・・。 | トップページ | 話題のない時には・・・ »

〔芙蓉の人〕を読み終える

新田次郎の山岳小説〔芙蓉の人〕はなかなか面白く比較的早く読み終えました。

明治時代、気象観測の為初めて富士登山に冬季滞在した野中到と後を追って登山した妻千代子の物語を小説化したものです。 

〔芙蓉の人〕とは、秀麗な富士山の別名を〔芙蓉峰〕と呼ぶことから題名がつけられたもの。

物語は高所気象観測所を設置するため、野中到が単独で富士山に登頂、トイレもない小さな小屋を建て観測を行う。  妻千代子は夫を案じ、手助けをするため、打ち明ければ間違いなく反対される嫁ぎ先の家族に内緒でコツコツと準備を始める。我が子園子を実家の母に預け 実家からそのまま夫の居る富士山へ。。。 

明治29年、登山用具など何もなく、すべて手作りで調達しなければならなかった時代のはなしですから、その苦難の業績は想像を絶するものがあります。

結局高山病と栄養不足のため夫妻に命の危険がせまり、救助隊が出動、研究の途中断念せざるを得なくなります。 

この小説はNHKでドラマ化され、7月26日に放送されるそうですからこの辺で止めておきますね。明治の女の気質、当時のしきたり、言葉、候文の日記など面白く読めました。

005_480x321

今の文庫本は装丁が軽くて外出先で読むとき気恥しい思いをします。

|

« 違うと思う・・・。 | トップページ | 話題のない時には・・・ »

読書」カテゴリの記事

コメント

ドラマの類はほとんど見ないのですが、これは楽しみにしています。
キャスティングのイメージギャップがなければいいな、と気にしているところです。

投稿: 風花爺さん | 2014年7月21日 (月) 05時42分

ずっと昔、漫画で、富士山頂で気象観測に挑んだ夫婦のお話しを読んだ覚えがありますけれど、多分これが原作だったんでしょうね。 この小説、是非読んでみたいです。

投稿: もとよし | 2014年7月21日 (月) 07時25分

風花爺さん様

テレビドラマは限られた費用と時間で映画以上に原作が削られてしまうことがありますね。
そこは天下のNHKですから民放よりは期待が出来るのではと思うのですが。。。

原作との比較を楽しみたいと思います。^^

投稿: おキヨ | 2014年7月21日 (月) 11時05分

もとよし様

漫画にもなったいたんですね。こういう感動の実話物は出来るだけ多くの方が知るという意味では漫画はいい方法ですね。

日本人に好まれやすい感動物語ですので繰り返し映画化されていますね。

投稿: おキヨ | 2014年7月21日 (月) 11時11分

おキヨさん、こんばんは

本は読んだ事はありますが、芙蓉鋒とは初めて知りました。先日テレビで、映画の「富士山頂」を見たばかりですが、中々良かったです。ただ、今BSで再放送の時代劇「秘太刀馬の骨」にはがっかり、作る人の感性次第ですが期待しましょう。

投稿: 岳 | 2014年7月21日 (月) 19時44分

岳様 こんばんは。

私もこの本を読むまでは富士山に別名があるとは知りませんでした。美人を芙蓉に例えるのは知っていましたけどね。

映画やテレビドラマも出来不出来がありますね。
NHKの〔芙蓉の人〕を期待しましょう。

投稿: おキヨ | 2014年7月22日 (火) 00時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 違うと思う・・・。 | トップページ | 話題のない時には・・・ »