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せつない歌

亡妻が好きだった 旬のサンマを焼いてスダチをしぼり それから先は泣いてしまった                                                            宮代     金子哲夫

今日のY新聞に載った五行歌です。

奥様を亡くされて日の経たない方でしょうね。これは切ない、状況が目に浮かび読んで思わずもらい泣きしました。

生きていれば誰しもこの別れの辛さは経験する事になりますが、そう思っても経験したくないし、させたくない。。。

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F6号2点    妙義山

余りいじりすぎないうちに筆をおきました。

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日々のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

1922年、詩人・佐藤 春夫がそっくりな心象風景を描いていますね。
 あはれ
 秋風よ
 情(こころ)あらば伝えてよ
    ---男ありて
 今日の夕餉に ひとり
 さんまを食(くら)いて
 涙をながす と。

秋刀魚・サンマって、どこかものの哀れを思わせる魚なんでしょうか。
私はサンマを食っても、サンマはサンマで何も特別な感慨は湧かないのですが・・・。
せいぜい”そりゃ、ア(サ)ンマりだー”なんて、心凍える駄句を思い浮かべるくらいです。

投稿: 風花爺さん | 2014年10月22日 (水) 10時18分

風花爺さん様
佐藤春夫の〔秋刀魚の歌〕から特別な感慨がわかないのは風花さんが健全な心の持ち主の証拠と私は思います。
この〔秋刀魚の歌〕の作られたシチェーションは谷崎潤一郎と佐藤春夫の間の女性を巡った出来事の中で作られたものですもの。。。私も佐藤春夫の詩では涙は出ません。

一方、素人歌人の金子哲夫さんはこの瞬間の気持ちを切り取って飾ることなくストレートに表しています。
感動はおのずと違いますね。

投稿: おキヨ | 2014年10月22日 (水) 11時25分

詩も歌もいじりすぎるとおかしくなる、ということありますよ。

・たまきはる亡母(はは)の命はぬばたまの闇より出  て゛てあかねさしをり

投稿: ,根保孝栄・石塚邦男 | 2014年10月22日 (水) 12時01分

根保孝栄・石塚邦男様

亡き母上の夢をご覧になったのでしょうか。。。端正で格調高い歌ですね。。。

”詩も歌もいじりすぎてはおかしくなる”
絵もしかりです。
一般的に表現者の陥るところです。

投稿: おキヨ | 2014年10月22日 (水) 12時31分

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