読書

馴染の風景が満載♪

目が悪くなっいるというのに読書はやめられませんねぇ。最近はブログをさぼって空いた時間を読書にあてています。それと、早く就寝するせいで夜中に目が覚め、すぐに寝つけないので、その時間も読書を楽しみますnote なぜか今頃になって読書熱が舞い戻りましたdelicious

昨日読み終えた絲山秋子著〔薄情〕は、群馬高崎を舞台に展開します。 

東京から舞い戻った主人公が故郷群馬高崎の片田舎で、キャベツ農家のアルバイトなどしながら、それでもそれなりのささやかな男女の関わりをさして楽しむでもなく覇気のない日常を送っている。

ある日、ヒッチハイクの高校生を福島県まで送ったことで、彼のこれからの人生に何かしらの変化を予測させる。。。相変わらずの超短い作品紹介(~_~;) 

この本を新聞の新書紹介欄でみたのか、どなたかの紹介だったのかとんと覚えがないのですが、私は作品の内容うんぬんより、主人公が走り回る群馬の風景や道、また今はすっかり馴染んだ方言〔私もよそ者〕などは読んでいて親しみを感じる作品でした。

田舎道でのちょっとした出来事などでも〔そうそう、私もみた!みた!〕など、我が家のドライブコース満載。。。

中でも、南北村道の駅で売られている〔とらおのパン〕。主人公が都会から戻ってから交友を始めた芸術家の工房で登場します。 

パンの製造者とらおさんには南北村道の駅で2度ほどお目にかかって素朴なお人柄に触れましたが、今度会ったらぜひこの事を報せましょう。

 

文学作家の本に自分のパンが登場したと聞いてもあのおじさん喜ぶかどうかは疑問ですが。。。happy01

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強父論を読む

ここ2か月前辺りからPCの前に座る時間を今までの半分にしています。

その時間を読書の方へ回し本を今まで以上に買い込み秋の夜長を読書にいそしんでいると云う次第。。。♪ 

今、阿川佐和子氏の〔強父論〕を読んでいますが、これが滅法面白い。父の阿川弘之の本は2、3読んだことがありますが、その娘である佐和子氏の著書を読むのは初めて・・・。 

著書は昨年8月94歳で亡くなられた父弘之氏の家庭での横暴ぶりが徹底して書かれています。

たとえば、作家という職業は勤め人と違い、四六時中家にいる存在。

父親である作家は突然子供の居る部屋を開け〔うるさい!〕と怒鳴り込む。佐和子さん〔え、静かにしているのになぜ?〕  という疑問に父は〔お前たちの気配がうるさい〕のだという。

こういう作家弘之氏のエピソードばかりがまとめられたもので、著者佐和子氏は幼児期から現在に至るまで父親の横暴ぶりを書いています。父に対する愛情を裏打ちにして。。。 

著者は若い頃父親の暴君ぶりに辟易し、なんとか家を逃れたいと独立を計ります。

ただいま3分の2ページまで。これを寝室で読んでは老婆が一人ワハハ、ウフフ、エへへと笑いながら読んでいる図、他人〔夫も含む〕がみたらかなり不気味ではないかと。。。smile 

読書も目を使うのですがPCよりはマシかなという勝手な判断です。

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食欲と読書力の低下

めんどくさがり屋の私、頻繁に書店に出かけなくてもいいように一度に6、7冊~10冊をまとめ買いするのが長年の慣わしです。

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その癖がいまだに続いているのですが、その本を以前のように読めなくなった。なのに本は欲しい。私のささやかなそして唯一のぜいたくですからね。 

視力の衰えが著しいのと、体力の衰えで、面白いと思って読んでいる本でも途中で眠くなったりします。昔はあり得なかったこと。。。

炊事も若い頃のようではなく時間がかかるようになり、夫がプールから帰るまでの間、キッチンでの読書の時間が少なくなった気がします。 

なんだかんだで買った本をすべて読み切るには数か月かかるというのに、新聞の新刊紹介や他人様が面白いといったものは見過ごせない。

読書も食欲と同じでピークがあり衰えるんですね。当然と言えば当然の話。。。

次回からは本は2冊だけにしよう。。。こう書いただけでも寂し~~イ気持ちになります。。。weep

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曾野綾子がなぜ好きか

本を数冊まとめ買いし、その中に曽野綾子の著書があると、いつも真っ先に読んでしまいます。

若い時からこの作家が好きで、エッセイなどに書かれている、かなり厳しく世間的に受け入れがたいと思われるようなことでも、作家の、きれいごとではない本音が好きで私は深く頷けますね。

彼女は口先だけではなく、実際に体験したことに基づいて書いていて、日本人には厳しいと思われるようなことを小気味よく率直に書くので、物議を醸す場合もありますが、異論を唱えるのは、おそらく作家の本 一冊だけをたまたま読んだにすぎず、曽野さんの云わんとする全容が判らないのではと思うのです。 

今読んでいる〔私の危険な本音〕というのもその一つで、たとえば〔教師も親も生活の術を子供に教えられなくなった〕〔自分を教育するのは自分自身だ〕〔本当の教育はすべて”生のもの”でなければならない〕また〔表裏があるのが人間の本質〕〔誰もが愚かさを持つ。それが人間である〕 などはじつにその通りと思いますね。

日本人について、社会や政治など曾野さんの視点で読みやすく判りやすく、ことを恐れずに書いています。

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ゴールデン・ウイークは読書に限る

読みたい本、気になっている本などメモしていたのがかなりたまったので、久しぶりに書店に行ってきました。欲しかった本はこれだけ。。。↓

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新聞の読書欄で見つけたものと、ブログのお仲間OKCHANさんのご紹介の本

それからコレ↓

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石原慎太郎著〔天才〕は家の帰る前コーヒーショップで、少し読み始めましたが、目の悪い私には字が大きいのは有難いですね、  まだ数ページですが、内容的にも読みやすいという印象受けました。これだけ話題になっている本は、いまだにミーハー気分の抜けない私としては読まずに居られない。

作者が政治家田中角栄という人物に成り代わり〔俺〕という一人称で書いています。若い当時敵対した政治家をこの先どの様に書いてあるのか読むのが楽しみnote

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読んでいない本

もう2か月ぐらい書店に行っていない気がする。。。いよいよ読む本が無くなってきたので文庫本の置き場所を丹念に探したら読んでいない本が結構ありました。おや、ミステリー小説が意外に多い。今読んでいる澤田ふじ子の時代小説の前は  フランス作家のミステリーを2冊面白く読んだので私は結構ミステリーが好きなのでしょう。

こうして読んだ覚えがない本を途中まで読んで、あれ!?なんだか読んだ気がする。。。そしてそのあと3ページほど読んでからやっと〔なんだ、やっぱり読んだ本。。。〕  ということがありますね。本の内容をすっかり忘れ、それに気がつくのがまたやたらに遅い。いっそ最後のページまで読んだことに気がつかなければそれはそれで本を買わずに済むから経済的な話ですsmile 

好きな作家の本は買って来て即読むのでそんなことはないのですが、気紛れに買った本はこうしていよいよ読むものが無くなってしまった時に便利です。

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今はわずか数ページしか読めないので当分これで間に合います。

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〔悲しみのイレーヌ〕読書中

ここのところ中野京子のシリーズ作品にどっぷりつかりこんでいましたが、ここらで一休み。

これはどなたかのご紹介だったか、新聞広告で見つけたものだったか定かではないですが、フランスの作家ピエール・ルメートルの〔悲しみのイレーヌ〕というミステリーを読み始めました。 

私はこの作家の本をはじめて読みますが、日本でもファンの多い作家のようですね。

ストーリーはある日殺人事件が発生、フランス警察殺人課の敏腕警部カミーユが現場に駆け付けるがその猟奇的な殺人現場に慄然とする。 

ミステリーを読むのは久々ですが、この殺人事件の凄惨な描写にはそのまま読み進むにはいささか躊躇しましたね。私は就寝前に読むものだから、悪夢にうなされかねないsad

だけど面白い。それにミステリー乍ら文学的要素の高い作品です。 

どうやらこの身長145センチという特異な体型のカミーユ警部が主人公のシリーズ作品らしいですね。

凄惨な殺人描写に辟易しながらも面白さに魅かれます。

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ただ、文庫本なので字が小さくて読みにくい(+o+)

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〔職業としての小説家〕を読み終える

村上春樹の〔自伝的エッセイ 職業としての小説家〕は今まで読んだ彼の人気作品とはまた違った味わいの内容でした。

自伝的エッセイという題名通り、小説家としてデビューした当時からのこと、小説家としての考え方、活動、芥川賞やその他の賞についての考え方などを小説を書く合間に少しづつ書き溜めたものを12章にまとめたエッセイ集です。 

小説とは違い、読み終わった後、村上春樹という生身の人間像が浮かび上がり、私は特に〔ハルキスト〕ではありませんが、このエッセイ集を読んで、作家が特別な存在から少し降りてきた感じがして親しみをおぼえました。

文章は、たとえば普段あまり読書などしない人が読んだとしてもとてもよく解る丁寧な書き方で、作家がいかに読者を大切に思っているかが感じられ好感が持てます。 

このエッセイでも先輩作家達から受けた厳しい批評、批判など受けた当時の気持ちを率直に書いていますが、もとより彼は日本の文壇とは肌が合わないことを感じていて、そのことで悩むより先に世界をマーケットに選んだということになるようです。

個々の名を私は挙げることはできませんが、画壇でも国内では受け入れられず海外でその才能を見出された画家もいることはたしかで、日本の文壇と画壇の体質はなんとよく似ているものよと思いました。

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村上春樹 装丁の画像は奥様が撮影されたようです。

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〔文士の好物〕を読む

阿川弘之〔文士の好物〕を読み終えました。これは特定の人物と阿川弘之との座談集をまとめたもので、なかなか含蓄のある面白い内容でした。

中でも面白かったのは開高健との〔好食大論争〕 開高健の食通は有名でしたが、阿川弘之も負けず劣らずの食通だったようです。二人とも美食には飽きたらずかなりのゲテモノ〔私から見れば〕通だったようですね。また、向田邦子との座談 〔ひじきの2度めし〕も食べる話。この女性作家も食べることの好きなお方のようでした。 

高松宮喜久子妃との〔高松宮日記 あの日あの時〕も魅力ある座談でした。昭和天皇の御兄弟で第三皇子高松宮の御人格、エピソードを話された喜久子妃のざっくばらんなお人柄が印象的です。また、共同募金の紅い羽を考案されたのが高松宮様だったことをこの本ではじめて知りました。

最後は作家が九〇歳の時に娘阿川佐和子との話。ほとんど力ぬけた会話になりこれはこれで楽しめました。 

あと、沢木耕太郎、斎藤孝、井上ひさしと小森陽一、などの座談も味わい深いものでした。

なにしろ寝室用として読むものは、体が温まってくると同時に眠気がさすので、わずか数ページしか進まない。  ホント、読書力が衰えた。。。”が”ではなく”も”というべきでしょうね。happy02

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阿川弘之 

本は前にUP したので。。。

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〔老人の極意〕を読む

村松友視のエッセイ集〔老人の極意〕を面白く読みました。

作者が今まで出会った心に残る魅力的な老人たちの話を書いたものです。 

作家は私と同年代ですから、ダンディーで知られた彼の人も今や老人と呼ばれて不足のない年齢ですが、本の中に登場する、一癖あったり、粋だったり、個性的で妙味にあるれた老人達を見ると、作家が青年に感じられてくるから不思議です。

書の中の老人たちは皆人間として味わい深く出来上がった〔大人〕というべき人達なので、おそらく作家自身が本に登場する老人〔つまり本当の大人〕たちに対する敬意のせいでしょう。 

こういう本を読むと、人間が本当の意味で完成するのは〔必ずしも理想的ではなくとも〕矢張り老人と云われる年代に入ってからだろうという気にさせられますね。 

でも、我が家のように、いつまでたってもどこまで行っても、ひねた子供のままで終わるという情けない老人もいることは居るんです。bearing

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